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ナラティブなバリデーション

2022/10/12  

 突然、認知症対応に迫られている。高齢化社会は思いもかけない事態を招来する。77歳の弟が、87歳の姉を介護する老々介護が10月5日に始まった。その日は認知症が進む姉の施設入居やむ無しの判断で、サービス ...

一筆啓上

2022/9/30  

 机の引き出しに63円の官製はがきを常備している。愛用の丸善の万年筆が数少ない出番を待っているという寸法である。先日ラジオ深夜便で懐かしい歌を聞き、この機会を逃してはいけないと思い立った。あて先は、絶 ...

「銀のスッカラ」

2022/9/21  

 金沢ふるさと偉人館で「日本化学工業の基礎を築いた男 野口遵」なる企画展が数年前に催された。野口遵は1873年金沢生まれで「のぐち・したがう」と呼ぶ。この男は別に「朝鮮半島の事業王」と称され、チッソに ...

「科学と宗教と死」

2022/9/11  

 「頑張ろう」ではなく、「祈りましょう」。東日本大震災の時、日本では東北頑張れとなったが、海外の多くでは「日本のために祈ろう」となった。そんな違和感の原点は宗教にある。  今にして思うが、祈る言葉を持 ...

「笑う東大 学ぶ吉本」

2022/8/31  

 来し方行く末といっても、老い先はすごく短い。77歳にして、何を思っているのか。チェックしてみるいい機会とみた。標記の「笑う東大 学ぶ吉本」は吉本興業が国連広報センターと連携したSDGs取り組みで、東 ...

クオンツという職種

2022/8/21  

 久しぶりに得意の立ち読みで「大学への数学」を開いた。8月号の巻頭言が「前を向いて歩こう」。そう受験生に呼びかけるのが長坂篤英(ながさか・あつひで)。20代後半だろうか。筑波大学附属駒場高校在学中は何 ...

経済安保推進法

2022/8/11  

 今年5月11日に成立した「経済安全保障推進法」だが、運用の仕方によって国自体が大きく捻じ曲げられてしまう。そんな危惧を抱いているところに、内閣改造で高市早苗がこの担当大臣に就任するという。危惧は一層 ...

富山市科学博物館

2022/7/31  

 この夏、「学研の科学」が復刊する。最盛期には「学研の学習」と合わせて670万部という驚異的な部数を誇っていたが、少子化もあり2010年に休刊となっていた。我らが記憶には、誠文堂新光社の「子供の科学」 ...

「朝鮮大学校物語」

2022/7/22  

 前回の「スープとイデオロギー」に続く。映画を観終わって、パンフを求めると「こんな本もあります」と渡されたのが「朝鮮大学校物語」(角川文庫)。監督ヤン・ヨンヒが自らの在学体験を小説化している。彼女が在 ...

「スープとイデオロギー」

2022/7/13  

 参院選と安倍元首相銃殺事件だが、拙速に言及することもない。パソコンから逃げ出して、富山街中にあるほとり座に避難した。手帳に書き込んでいた「スープとイデオロギー」。猪飼野育ちで在日2世ヤン・ヨンヒのド ...

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