ギガキャスト
2023/7/11
アルミ王国と呼ばれた富山で、なぜ手が挙がらなかったのか。素人の素朴な疑問ながら、歯がゆさを感じている。次世代EV(電気自動車)で先行する米テスラが、車体製造にギガキャストを採用して画期的な効率化を図 ...
「ウクライナ戦争が突きつける問い」
2023/7/1
戦争というリアリズムを目の当たりにして、曖昧な考えは許されない。「法の支配に基づく国際秩序」とお題目を語る首相には、政治哲学どころか、説得力の微塵も感じられない。主体性を失った日本はますます米国への ...
大人のための「中学受験算数」
2023/6/21
何はともあれ、問題に挑戦してみよう。【例題】午前8時ちょうどに家を出て駅に向かいます。分速80mで歩くと、乗りたい急行の発車時刻の4分前に駅に着きますが、分速60mで歩くと乗りたい急行の発車時刻に1 ...
「民衆暴力」
2023/6/12
全国紙の書評でユニークな論評を書いているので注目していた。76年生まれの歴史学者・藤野裕子早稲田大准教授。大学生にも手に取ってもらい、歴史を通して思考を深めてもらいたいと著したのが「民衆暴力」(中公 ...
「岩波新書の歴史」
2023/5/31
「歴史は創造的である。しばしばそれはたいくつな反復の日々であるようにおもわれるかもしれない。しかし、ときには、あらたな事態がすさまじい速さで全面へひろがりはじめ、やがてわれわれ自身もそのなかにまきこ ...
999.9(フォーナインズ)
2023/5/21
77歳にして、妙にこだわっていることに驚く。08年新宿伊勢丹で求めたメガネは、何と15年の使用に耐えた。レンズのコーティングが剥がれ、フレームの劣化も目立ってきたので、はてさてと迷いながら、軽い気持 ...
瑞宝中綬章
2023/5/11
ついにというか、身近に勲章受章者が現れた。新湊小学校同期の矢野忠・明治国際医療大学名誉学長が、瑞宝中綬章を受章した。瑞宝章は公務及びそれに準じるものがその職務に格段の功績があったということで、事務次 ...
「韓国文学の中心にあるもの」
2023/5/1
4月17日BOOKSなかだで、1万円使うと決めて本を買ったが、そうと決めなければ買えなかったのがこの本である。「韓国文学の中心にあるもの」(イースト・プレス)。何といっても、著者の斎藤真理子の切れ味 ...
中田図書新聞、地元書店の心意気
2023/4/20
レジ前にさりげなく積まれている。A3を二つ折にした、いかにも手作りという中田図書新聞。BOOKSなかだの書店員が手分けして書いている書評誌だが、なかなかレベルが高い。年4回、不定期発行。3月31日発 ...
「誠意ある呼応」で、日韓関係の転換を。
2023/4/11
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が3月に来日し、徴用工問題の解決に向けて岸田首相と11年ぶりの首脳会談を行った。イニシアティブを取って、リードしたのは伊大統領。4月に訪米するがバイデン大統領か ...