童話屋のロマンとソロバン
2017/7/19
背広のポケットにもはいる小さな本である。詩集「くまさん」。時には、書店の詩のコーナーをのぞいてみたらどうだろうか。こんなチビ本がそのコーナーでひときわ光っている。どれもが童話屋。それらしく聞こえないの ...
英語で啖呵を!岡倉天心
2017/7/19
「英語で啖呵の切れる男 求む」そんな求人広告があった。確かソニーである。さすがと感心はしたものの、わが身の英語力はご存じ中学生以下、程遠いとため息を吐いたものだ。 ところが明治の初めにそんな男がいたの ...
二つのグローバリズムの激突
2017/7/19
あれから1ヶ月余が過ぎて、ホワイトハウスの一室。「一体われわれは誰と闘っているのだ。アフガニスタンか、タリバンか、ビンラディンかアルカイーダか」「あのテロリストを輩出した組織土壌だ。そしてアメリカを憎 ...
中年男のための「やり直し性教育講座」
2017/7/19
「小生78歳。12年前に妻を亡くし、3回忌を過ぎる頃までは、菩提をとむらって宗教関係の活動をして精進をいたしておりました。しかし、煩悩絶ちがたく、そのうちフト知り合った女性とお互いに回春を求める仲とな ...
平成梁塵秘抄
2017/7/19
年を取ると、人に会うのも億劫になる時がある。別に人間嫌いになったわけではない。会えば会ったで話は尽きないのだが、ふとひとりになりたいとの思いがめる。そんな中年の男はほぼ演歌が好きだ。時代をその時の流行 ...
「暗黙知」をどう伝達するか
2017/7/19
「2・6・2の法則」といわれるものがある。いかなる組織にも、どんなに優れた組織にも、優秀な2割、平均的な6割、「ぶらさがり」の2割が存在するというもの。ちょっと身近な組織なるものを想像すると、なるほど ...
「エルミタージュの緞帳」
2017/7/19
9月14日高速で帰路を急いでいると、「NHKの小林です。ご無沙汰しています」。あの澄んだ、歯切れのよい高い声が携帯電話に響いた。娘が富山の黒部に嫁いだ、との弾んだ話題だ。黒部市国際文化センター・コラー ...
国際テロリスト群像?
2017/7/19
9月10日深夜、ボストンの高級マンションの一室。3人の男は静かにワイングラスを掲げた。いずれも50歳台後半というところか。人生の裏道を止むを得ずに歩かされてきた濃い陰翳が表情のどこかに。5年越しのプロ ...
ニューヨークよ。悲惨を超えてよみがえれ!
2017/7/19
ニューヨーク。好きな街である。2度訪れているが、今一度行ってみたいと思っている。最初は1974年の夏だから29歳の時。世界貿易センタービルは70年に出来ているから、初日の観光でガイドは誇らしく紹介して ...
「風の盆」を買う
2017/7/19
観光客に来てほしくない祭りである。家の主人はともかく、家人特に主婦をはじめとする女性陣は、「もうやめて」と切れそうな表情だ。八尾町自身も正直、迷惑顔で困惑しているといってもいい。収支を考えれば町の完全 ...