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「あと千回の晩飯」。わが最後の晩餐

2017/7/19  

山田風太郎逝く。といっても決して熱心な読者ではない。書架に1冊だけ「あと千回の晩飯」。しかも文庫本。しかしこの題名に大きな衝撃を受けた。 「いろいろな兆候から、晩飯を食うのもあと千回くらいのものだろう ...

靖国参拝、匹夫の勇では情けない

2017/7/19  

「(靖国参拝を)やめなさいと言明しました」。中国・唐外相は日本語ではっきりといいきった。いってみれば、けんか腰の捨てぜりふ。脅しもきいている。のほほんとテレビを見ていて、一瞬息を呑んだ。迫力が違う。長 ...

地方の破局をこのまま見過ごすのか

2017/7/19  

小泉の聖域なき構造改革は間違いなく、地方に破局をもたらす。こう断言するのは東京大学教授・神野直彦氏。韓国でもそうであった。破綻した韓国ウオンを持ち直すためにIMFの勧告を受け入れ、構造改革に乗り出した ...

患者学・柳田8ヵ条とホームレス

2017/7/19  

富山県が生涯学習の一環として展開する県民カレッジ。その夏期講座のトップの講師が柳田邦男さん。これは見逃す手はないと思って出かけた。当日受付で30人枠があるということだったが、ギリギリで滑り込むことがで ...

古代史ロマン、黒岩重吾ワールド

2017/7/19  

黒岩重吾の古代史小説を愛読するようになって何年になるだろうか。発売を知ると心を躍らせながら、いそいそと書店に向かう。今回は 「伝」(上下巻)。 彼の最も得意とする、大化の改新から壬申の乱に向かう の多 ...

同窓会幹事の役得

2017/7/19  

中学を卒業して40年になる。その記念の同窓会をやろうということになった。どういう風の吹きまわしか、幹事役が舞い込んできた。何とかなるだろうと安請け合いはしたものの、結構苦が手な、こまめさが求められる。 ...

2人の若者の死と

2017/7/19  

若者の相次いだ訃報に滅いりがちな時を過ごしている。何ともやりきれない。こうして言葉を失ってしまい、ぼんやりしていると、思いがけない抽象画が浮かんできた。哀しみを形にして表現すれば、こうした形象であり、 ...

男かくあるべし。島成郎

2017/7/19  

人生を2回生き切った男がいる。島 成郎。30歳までの前半生は60年安保を指導した学生運動リーダー、後半生は精神科医で地域医療に献身した。残念ながら昨年11月胃がんで亡くなった。地域精神医療を実践した沖 ...

次なる外務大臣はビートたけし

2017/7/19  

次なる外務大臣はビートたけしで決まり。田中真紀子と外務省官僚のやりとりを見ていると、あまりに日本的な馬鹿馬鹿しさに、さに辟易してくる。  実をいうと、というよりも、いいたくなかったのだが、大学では隣の ...

「夢の裂け目」。再び、井上ひさし

2017/7/19  

井上ひさしの才気は止まることを知らない。今回も新国立劇場での「夢の裂け目」。3月に「紙屋町さくらホテル」を観たばかりに、いても立てもたまらず、5月30日にでかけた。前回は中劇場であったが、今回は小劇場 ...

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