王道と覇道
2017/7/19
「王道は必ず覇道に破れるものなのです」に、「いや、リーダーがどんなに苦境が続こうとも王道を歩み続けるならば、それに殉じようとする部下も多いのです」と返す。その時、彼はさっと右手を差し伸べて握手を求めて ...
林竹二、絶望を突き抜けて
2017/7/19
こんな雰囲気が好きなのであろう。8月4日JR浦和駅前にある埼玉会館。林竹二記録映画全作品の上映会。主催するのは関東・授業を考える会。顔見知りは誰もいない。Tシャツに短パン、机の上に資料とペットボトル、 ...
太鼓たたいて笛ふいて
2017/7/19
大竹しのぶが涙を流し、あたり憚らず鼻水を垂らす。気合十分の演技を3メートルの至近距離から見ることが出来た。一昨年「奇跡の人」でヘレンケラーの家庭教師サリバンを演っていたが、彼女にはひたすら打ち込んでい ...
原爆忌にはこの詩を
2017/7/19
生ましめんかな―原子爆弾秘話― 栗原貞子 こわれたビルディングの地下室の夜であった。 原子爆弾の負傷者達は ローソク1本ない暗い地下室を うずめていっぱいだった。 生ぐさい血の匂い、死臭、汗くさい人い ...
タクシードライバー
2017/7/19
この男に出会えなかったら、仕事の大半はつまらないものになっていただろう。それほどにいい出会いであったと思っている。4歳年下である。一仕事が終わるとこれっきりにしようと何度となく思ったが、やはり彼しかい ...
一点突破、そして全面展開
2017/7/19
35年振りの授業である。歴史と文学という正統で系統立つたもの。森の夢市民大学の講座だ。「初めに、神が天と地を創造した。地は形がなく、何もなかった。やみが大いなる水の上にあり、神の霊は水の上を動いていた ...
ドン・ホセと新相馬共和国
2017/7/19
自称ドン・ホセという。この男、数奇な人生を歩んでいる。高校時代の初々しさは完全に失せて、風貌怪異といっていい。頭は禿げ上がりのスキンヘッドで、ずんぐりむっくりの典型的な中年おじさんになり下がっている。 ...
わだばゴッホになる。棟方志功
2017/7/19
これほど純粋で、これほど素晴しい絵を描いて、楽しい人を僕は知らない。「うれしくて、ありがたくて、あばれるぞ」といつも踊りだした人だ。それもベートーベンの第九だ。歓喜とはこのこと。このリズムが体中をうね ...
NPO「アリランおわら」の快挙
2017/7/19
月30日W杯決勝戦に見入る日韓首脳。そこに陪席する両国サッカー協会会長。小泉が金大統領にささやく。「閣下。日韓のW杯メンバーで雌雄を決してみませんか。韓国の強さは十分承知していますが、日本の実力は貴国 ...
清沢満之100回忌。
2017/7/19
参加者全員で勤行することでその会は始まった。三帰依、嘆仏、短念仏、廻向、拝読文「絶対他力の大道」と30分。一向一揆に立ち上がった民衆の高揚もそうなのかと思わせる空気である。6月29日土曜日の午後、中年 ...