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軍艦島

2017/7/24  

1年遅れの読書である。気になっていながら、重過ぎるということで敬遠していたのだが、この際こそ、と手にした。震災、津波、原発情報から遠ざかりたい思いだったのだが、見事それを果たしてくれた。  「軍艦島」 ...

原子力資料情報室

2017/7/24  

春遠く剥き出しの山河非情なり(拙句)。マスコミからあふれ出る地震、原発情報に言葉を失ってしまっている。正論が正論と響かないし、手垢に染まった言語は既視感、既聴感(というのがあればだが)に蝕まれて真実と ...

おーい!ドンホセ

2017/7/24  

福島県いわき市小名浜小屋ノ内。わがドンホセの住まいである。港に面している。11日午後、襲いかかる大津波に流されているに違いないと想像している。ひとり住まいの瀟洒な平屋が波に運ばれて、手の届かない沖に持 ...

風邪もまたよし

2017/7/24  

風邪をひいてしまった。26日起き掛けに、鼻にその兆しを感じたが、予定していた東京行きを実行した。ティッシュを鼻に詰め込んでの強行である。如何せん跳ね返すだけの体力がなかったということか。東京の乾き切っ ...

「パンとペン」

2017/7/24  

例年楽しみにしている月刊「みすず」の読書アンケート特集で、心もちが休まった。世相に阿(おもね)ない学究の徒の息吹きを感じるからである。知性溢れるオアシスといっていい。その中で最も多く読まれていたのが、 ...

「苦役列車」

2017/7/24  

曩時。「のうじ」と読むが、これが小説の冒頭に出てくる。さきごろ、昔、往時という意味だが、「曩時北町貫多の一日は、」と続くと、読ませたいのか、読ませたくないのか、はっきりしろといいたくなってくる。最初か ...

「傷だらけの店長」

2017/7/24  

学生時代に東京・北池袋の小さな書店でアルバイトをしたこともあって、本屋の店員もいいなと思った時もある。雑誌を自転車の荷台に積み込んで届けるのだが、この本を読むのはどんな人だろう、と想像するのが楽しかっ ...

できちゃった革命

2017/7/24  

社会保障と税制の一体改革は、貧困世代を代表する湯浅誠、雨宮処凛(かりん)、赤木智弘に任せることにしました。菅よ、このくらいのことを発想しないでどうする。大衆の心をわしづかみにする政治とはそういうものだ ...

「売る力ノート」

2017/7/24  

前回の就活ということから、牧歌的だった頃のエピソードを思い出した。その頃は青田買いなどといい、新人採用こそ企業成長の源泉と思われ、血眼になって学生争奪戦を演じていた。野村證券でも思うように人材が集らな ...

「電通とリクルート」

2017/7/24  

「営業っていうのは、ゼロから仕事をつくるものなんだから」。あふれる新書コーナーで、戸惑いながらやはり手にしていた。もう現役ではないのだから、やり過ごしていいだろうと思いつつ、まだうずうずしてくるものが ...

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