師走雑感
2017/7/21
師走で気忙しいはずなのに、ぽかんと時間が空くことがある。12月23日、東京駅までぶらぶら歩くつもりだったが、有楽町にあるビックカメラの前、長蛇の列で殺気立っていた。「私、日本人よ。どうして駄目なのよ」 ...
大学教授
2017/7/21
医療経済学なる研究分野がある。一言でいえば、「いのち」と「効率」の両立を考える。この分野で面白い男ですよ、と教えてもらったのが日本福祉大学教授の二木立だ。「にき・りゅう」と呼ぶ。59歳。読売新聞9月1 ...
知覧特攻平和会館
2017/7/21
あの時代に、あの環境におかれたら、果たしてどんな行動を取っていただろうか。歴史にそんな問いかけをしてみるのも必要だ。昭和19年10月から特攻作戦が開始された。敗戦必至の状況で、沖縄に押し寄せる米軍を少 ...
空疎な小皇帝
2017/7/21
これをこのまま見過ごしてはいいものか。そんな記者会見であった。この男の常套手段だが、まず見下す発言をする。切り返すように難解そうな用語を駆使して威嚇する。とにかく俺の言語感覚は最年少芥川賞作家なんだか ...
朝鮮の土となった日本人
2017/7/21
隣国のことだが、いつも戸惑いを覚える。国名はさほどでもないが、人をさす場合だ。韓国人か、朝鮮人か。前者は南だけかとなり、後者にはやはり、双方に拭いきれない差別感情が残る。さりとて、コリアンというのも空 ...
中年バックパッカー
2017/8/3
もはや脱出しかあるまい、とノー天気な中年おじさんが飛び出した。10日間、新聞もテレビも見ることはなかった。携帯もつながらない。そんな日々であったが、帰国すると事態はもっと深刻になっていた。
マスターズ水泳大会
2017/7/21
必死にゴール板にタッチするや、周囲を見渡した。全員が既にゴールインしているように見える。やはりビリの8位か、と落胆することしきり。力なくプールから出る。電子記録掲示盤を見上げれば、即座にわかったのだが ...
Dear Pyongyang
2017/7/21
ベルリンの壁崩壊に次ぐ歴史的な場面に遭遇するかもしれない。北朝鮮・金正日体制崩壊が意外に早い予感だ。しかし、誰も真剣に考えていないようだ。ライス米国務長官の日、韓、中、露訪問は、崩壊後の具体的なシミュ ...
アーミッシュ
2017/7/21
やられる前にやってしまえ!ブッシュの先制攻撃主義だけがまかり通っているのかと思っていたら、アメリカにこんな高潔な人たちも住んでいる。10月2日ペンシルベニア州ランカスターで、悲惨な事件が起きたことは記 ...
佐久総合病院
2017/7/21
地域医療をどうするのか。医師不足の解消は、療養型ベッドの切り捨てで高齢要介護難民はどこへいけばいいのか。誰しも解決策は見出せない。そんな時に“この男”は逝った。地域医療を語るときにこの男は欠かせない。 ...