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危うい日米同盟

2017/7/24  

言うまいと思えど、きょうの政治かな。緑陰で蝉の声を聞きながら山本周五郎を読み返してみたい心境ながら、胸中がざわめいて許してくれない。にわかに集団的自衛権の行使容認に向けシンゾー君は動き出した。解釈改憲 ...

アフラック

2017/7/24  

アメリカンファミリー保険(アフラック)の名を初めて知ったのは、同社が富山県がん対策基金に寄付するという報道だった。89年に、前年の知事選でがん撲滅を掲げた中沖知事ががん対策推進本部を立ち上げた頃である ...

からすのパンやさん

2017/7/24  

4月28日孫娘が志賀高原スキー場で骨折した。親子でリフトに乗って、降りる際にバランスをくずし、慌てた愚息が折り重なり、捻挫程度と思っていたのが骨折とわかり、日赤富山病院に入院する羽目になってしまった。 ...

参院選を前に

2017/7/24  

「ぼくら大衆がそんなにばかかどうか。この際ちゃんと知ってもらうためにも、21日の選挙にぜひ行かなくちゃ」と天野祐吉が朝日新聞のCM天気図で檄を飛ばす。「偏狭なナショナリズムと近視眼的自己主張の中で、近 ...

繋驢梏

2017/7/24  

杭につながれたロバが、逃れようと動き回り、つなぎ紐が杭に絡まって、身動きができなくなる。こんな状態を繋驢梏(けろけつ)という。森田療法を編み出した森田正馬(まさあつ、通称しょうま)が、よく使った。堂々 ...

在宅ひとり死

2017/7/24  

「夏草やものぐさここに極まれり」(拙句)。庭の草取りを一日延ばしにしていたら、ついに始末に負えなくなった。折しも投げ入れられた若手造園師のチラシの「早くて、安くて、とてもていねい!」というコピーに惹か ...

「打てば響く」

2017/7/24  

なだいなだ、逝く。「ぼくは、がんとの付き合いで、なんとか頑張っていますが、白状すると、ちょっときつい」と老人党のブログに書いたのが5月28日。その9日後、6月6日に息を引き取るのだから、がんの最期とい ...

復興モデル「総有」

2017/7/24  

聞き慣れないが所有権に関係する。個別所有権、また複数が所有する共有まではわかる。ところで総有だが、共有と同じ複数の所有であっても持ち分権をもたない。私が関わる医療法人も基金として拠出したが、持ち分はな ...

リンカーン

2017/7/24  

初めて首都ワシントンを目の当たりにしたのは30歳の時。都市計画の雄大さに圧倒された印象が今に残っている。椅子に座り、精悍なリンカーン像がおさまるリンカーンメモリアル、そこから見渡す壮大なワシントンメモ ...

「夜と霧」への旅

2017/7/24  

あの名著「夜と霧」が、東北の被災地で売れ続けているという。朝日新聞連載の「プロメテウスの罠」を読んでいると、賠償が全く進まず孤立感のみが深まる仮設住宅の状況は、ナチスの強制収容所での絶望と変わりないの ...

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