文士の覚悟
2017/7/20
文士たるものの覚悟を、期せずして二人から読むことになった。ひとりは車谷長吉、いま一人は角川春樹。文士を目指すなんて一度も思ったことはない。未だに「て・に・お・は」が覚束ないのだ。この二人の変人,奇人ぶ ...
人間の條件
2017/7/20
61年目の8月である。近くの明文堂有沢橋店で発見したDVD「人間の條件」全6部にいま一度挑戦してみることにした。弛緩し、堕落しきったわが心根に活をいれてくれるかもしれないと思ったからだ。しかし、感受性 ...
自宅で死ぬということ。
2017/7/20
医者の往診が復活しそうだ。在宅療養支援診療所なるものが、4月からの医療保険制度改革でスタートした。24時間呼び出しに応じますとの明示が義務付けられている。その皮切りといっていいのが東京・荒川区北千住・ ...
イラク派遣は何だったのか
2017/7/20
アメリカがイラクで半永久的な基地を作っているという。ベトナム戦争の泥沼化を思い起こし、早期に米軍撤退もあるのかと思ったが、どうも見えていなかった。米軍は100以上の小基地を14に集約し、さらに滑走路を ...
バリデーション・セミナー
2017/7/20
Validation。法的に有効、確実という意だが、これは認知症高齢者とコミュニケーションを行う実用的な手法のひとつ。ナオミ・フェイル女史が開発した。彼女は74歳、アメリカでの介護体験、ソーシャルワー ...
ナラティブホーム
2017/7/20
念ずれば通ず、ということだろうか。ケアタウン小平を訪問して以来、気になっていたその人から突然メールが届いた。6月17日のこと。こちらが孫娘の入院騒ぎで身動きが取れなくなっていたので、天の配剤というべき ...
2度の火災、この落差
2017/7/20
会議は全く進まない。口を開けば、自分に責任が及ぶのではないか。そんな淀んだ空気に、誰もが息苦しさを感じている。「火災の跡の整地費用も、それぞれの負担ですか」。これから商店街再生を話し合うのに、この程度 ...
無知の涙
2017/7/20
少年の凶悪犯罪と死刑について、論議の風向きがおかしい。加害者の人権よりも被害者の人権こそ尊重すべきだという論である。桶川ストーカー事件から、世論の後押しもあり少年にも極刑論が大きな流れとなり、今回の山 ...
不思議な書縁
2017/7/20
「響はこの世で、社会的な仕事をしなくても、別によいと思う。だから今のところ、障碍が比較的軽い時期が続いたとして、授産所などで仕事をさせよう、という想定はしていない。もちろん、彼女がしたいと言えば、その ...