ペログリ田中康夫、長野県知事の椅子を射止めるか

富山県知事の投票日であるが、不謹慎ながら心は長野県知事選に。はたしてペログリ田中が長野県知事の椅子に座るのかどうか。興味は尽きない。他県の無責任な面白がりようをよそに、長野県の有権者は、特に女性有権者は悩んでいるだろう事は間違いない。「なんとなく、クリスタル」はいい、そして「神戸震災日記」は最高にいい。しかし、あの「ペログリ日記」はなんなのか。ほんとうにそうなのか。悩みの深さを今一度察してみようと、書架の片隅にあった三年前に買った「ペログリ日記」を取り出してみた。これを池田副知事陣営から突きつけられると、さすがに腕を組んで悩まざるを得ない。

日記の八割の日が、東京は西洋銀座ホテル、パークハイアット東京、大阪はウェスティンホテル大阪、そして京都は俵屋なるところに宿泊。小生にしてみれば死ぬまでに一度はいってみたい、泊まってみたいところばかり。その上に昨日はY嬢、きょうはK嬢をピックアップ、PG(ペログリ)に及ぶ。女性の数は定期に交渉があるのは10指にあまり、その他に女子大生などちょっとつまみ食いなるものも結構ある。さらにさらにホテルに入る前に、これもまた死ぬまでに一度というレストラン、割烹、すし屋で、ワインを召し上がるのである。あのソムリエの田崎真也とワイン対談のできるレベルの通なのである。小生ならずとも男と生まれたからには、こんな生き方もと憧れてしまう。でも日記の四分の一は、権力権威に立ち向かう、ジャーナリストもその餌食になっている。しかし田中康夫は逃げてはいない。いまさら言い逃れなど出来るはずがない。既に出版され、自ら覗き見願望にお応えするといっているのだから。選挙民にどのようにペログリを釈明、いや開き直っているのか聞いてみたい。

さてこの識見、鋭い感性(田中流では勘性)、行動力などなど素晴らしい資質の下半身に、このペログリがくっついているのである。知事になったからといってこの下半身を切り離すことは出来ない。しかも教育県といわれ、たしかソープランドなるいかがわしいものは一軒も存在しない長野県の知事に。神戸、千葉なら多少はわかる気もするが、取り合わせの可笑しさもおもしろい。

それでもやはり、彼に期待したい。謹厳実直にして、既成の権威、利権に、利益は何がなんでも死守しますというイメージの対抗馬は御免被りたい。あのケネディも下半身は彼と似ているようにも思う。10月15日の投票日が待ち遠しい。

© 2020 ゆずりは通信