「哀しみは疾走する」愚かな挑戦
2017/7/19
「あなたにはモーツアルトは無理だろう」というクラシック通なる友の言葉がひっかかっている。確かに耳が悪い。ドミソ、ドファラ、シレソの和音がまったく聞き分けられない。モーツアルトが一体彼らにどんな風に聞こ ...
わが至福の小春日和
2017/7/19
何ともありがたい一日であった。11月23日。これぞ至福の休日。昨夜はのっぴきならないパーティがあって、いささか度を越してしまった。目覚めは6時、やや二日酔い。しかしご子息様の朝食づくりはわが役目。模擬 ...
水橋高校サッカー部諸君
2017/7/19
11月4日は生涯忘れられない日になるだろう。高岡スポーツコア。雲ひとつない青空は緑の芝生と溶け合って、これぞまさしく青春空間。全国高校サッカー選手権大会富山県大会決勝戦。水橋と富山第一との決戦はここ5 ...
童話屋のロマンとソロバン
2017/7/19
背広のポケットにもはいる小さな本である。詩集「くまさん」。時には、書店の詩のコーナーをのぞいてみたらどうだろうか。こんなチビ本がそのコーナーでひときわ光っている。どれもが童話屋。それらしく聞こえないの ...
英語で啖呵を!岡倉天心
2017/7/19
「英語で啖呵の切れる男 求む」そんな求人広告があった。確かソニーである。さすがと感心はしたものの、わが身の英語力はご存じ中学生以下、程遠いとため息を吐いたものだ。 ところが明治の初めにそんな男がいたの ...
二つのグローバリズムの激突
2017/7/19
あれから1ヶ月余が過ぎて、ホワイトハウスの一室。「一体われわれは誰と闘っているのだ。アフガニスタンか、タリバンか、ビンラディンかアルカイーダか」「あのテロリストを輩出した組織土壌だ。そしてアメリカを憎 ...
中年男のための「やり直し性教育講座」
2017/7/19
「小生78歳。12年前に妻を亡くし、3回忌を過ぎる頃までは、菩提をとむらって宗教関係の活動をして精進をいたしておりました。しかし、煩悩絶ちがたく、そのうちフト知り合った女性とお互いに回春を求める仲とな ...
平成梁塵秘抄
2017/7/19
年を取ると、人に会うのも億劫になる時がある。別に人間嫌いになったわけではない。会えば会ったで話は尽きないのだが、ふとひとりになりたいとの思いがめる。そんな中年の男はほぼ演歌が好きだ。時代をその時の流行 ...
「暗黙知」をどう伝達するか
2017/7/19
「2・6・2の法則」といわれるものがある。いかなる組織にも、どんなに優れた組織にも、優秀な2割、平均的な6割、「ぶらさがり」の2割が存在するというもの。ちょっと身近な組織なるものを想像すると、なるほど ...
「エルミタージュの緞帳」
2017/7/19
9月14日高速で帰路を急いでいると、「NHKの小林です。ご無沙汰しています」。あの澄んだ、歯切れのよい高い声が携帯電話に響いた。娘が富山の黒部に嫁いだ、との弾んだ話題だ。黒部市国際文化センター・コラー ...