輝く日の宮
2017/7/20
源氏物語に欠落している巻がある。「輝く日の宮」と呼ばれる幻の一帖。紫式部を世に出したのは、平安期の権力の頂上を極めた藤原道長。式部の才能と道長の才能を見抜く眼、それもあるだろうが、彼女に貴重な紙を提供 ...
邂逅
2017/7/20
こんな時代で自分を見失ってばかりいるのだが、一体この自分というのはどんなものなのか。自分というものの精神活動の中で、自分たらしめているものは何か。精子と卵子がくっついて、生命が宿り、遺伝子やゲノムがそ ...
モデルゆふ
2017/7/20
10年ぶりに加山又造の裸婦デッサンがあふれる「画文集・ゆふ」のページを開くことになった。こんなきっかけである。 「82歳の父に唯一残った趣味は裸婦を描くこと。モデルを家の小さなアトリエに招いてデッサン ...
信州に良医あり
2017/7/20
どうも医療に対する考え方が定まらない。持論は国民皆保険制度に対する疑問。確かに戦後飛躍的に国民の平均寿命を延ばしてきた。しかし、すべて保険点数に換算するシステムは限界に達している。むしろ医療現場の進歩 ...
小林製薬の挑戦
2017/7/20
経営者が一番悩むのが、どうしたら社員のやる気が引き出せるか。全員参加、積極提案というがほとんどの企業で機能していないのが現状。この難問に応えている企業がある。小林製薬。ちょっと聞いたことがないなと思わ ...
100円玉1個の幸せ
2017/7/20
自分の品性がこれほど下劣なのかと驚いてしまった。先日富山市民プールに出かけた際の出来事。プールとサウナのセット券を求めてロッカールームヘ。いつも利用する1番を開けると、コチンと音がする。100円玉が残 ...
ダッタン蕎麦
2017/7/20
「幻の蕎麦」が出現した、しかもすぐ身近に。富山県は上市町、雄大な剣岳に栽培されていたのだ。その名はダッタン蕎麦。やはりその原産地に思いを馳せてみよう。 中国・明朝が滅び、清朝が興る。その清朝の中心とな ...
改革は地方から
2017/7/20
どんな大きな災害であろうと個人の住宅再建に税金はつかわない。これが日本国家の揺るがない方針である。「阪神・淡路大震災」の復興支援策で道路や橋は完全に復興したが、住宅資金の工面できない人は仮設住宅に永ら ...
現代貧乏物語
2017/7/20
武井保雄。日本で一番金持ちといえばこの人であろう。恐らく数千億円の規模か、ひょっとするともう一桁上の単位かもしれない。ご存じ消費者金融のトップをいく武富士の会長。1930年生まれだから73歳か。しかし ...
「言の葉」茨木のり子
2017/7/20
言の葉を紡ぐといったらこの人を挙げる。茨木のり子。1926年大阪生まれ。大正15年か、はたまた昭和元年か。多分ことしが喜寿である。写真で見る限り、大柄な人だが、目鼻立ちくっきり、大変な美人である。意志 ...