不思議な書縁
2017/7/20
「響はこの世で、社会的な仕事をしなくても、別によいと思う。だから今のところ、障碍が比較的軽い時期が続いたとして、授産所などで仕事をさせよう、という想定はしていない。もちろん、彼女がしたいと言えば、その ...
鷹巣福祉の厳しい試練
2017/7/20
日本一の高齢者福祉を実現した鷹巣が切り崩されている。これを許せば、鷹巣だけに限らず、日本の福祉は立ち止まってしまう。いや、地方の政治が死滅してしまうことになりかねない。そんな風に見えてきた。日本一の福 ...
小児病棟
2017/7/20
新潟県立中央病院は、なぜか新潟市ではなく上越市にある。5月16日高速を飛ばして、上越インターから直行した。その7階が小児病棟、わが孫娘は川崎病と診断され、大きなベッドにちょこんと、いたいけな姿で眠って ...
グループホーム断片
2017/7/20
Mは小学校の同級生である。家は新湊の内川べりで水産加工業を営んでいて、数少ない大学進学組のひとりであった。その頃から、なかなかのしっかり者で、将来も既に見すえていたらしく、日本社会事業大学に進学した。 ...
法隆寺
2017/7/20
思わざる初音に歩を止め法隆寺(拙句)。いつの日かと思っていた法隆寺参拝が実現した。桜が舞い散り、鶯の鳴き声も加わり、ゆっくりと境内を散策することができ、清々しいが今に続いている。思えば、初めて手にした ...
三池炭鉱、終わらない物語
2017/7/20
隣の人も静かに涙を流していた。小さな暗い空間で、それぞれの記憶と重ね合わせるようにフイルムは回った。そういえば、“月が出た出た 月が出た 三池炭鉱の上に出た”と盆踊りで鳴り響いた炭坑節ももう聞くことも ...
ケアタウン小平
2017/7/20
終(つい)の棲み家はやはり他人任せにはできない。いや、自分の死に場所といい直しておこう。これを自分もはいることを想定しながら、企画レベルから考え、同志を募り、実現できるものならしてみたいと思うようにな ...
女たちよ、どこへ行く。
2017/7/20
男はつらいよ、ではなく、女の方がその何倍もつらいに違いない。最近はそう断言できる。「女の自意識は、それ自体、病である」とする『新潮45』の女編集長は、中村うさぎにその病の正体を描き出すべく白羽の矢を立 ...
社会的不適応者
2017/7/20
「権不十年」と唱え、細川護熙元首相は熊本県知事を2期務めて身を引いた。朝鮮の古い格言「権腐十年」を、「腐る」は表現がきつすぎるからと「不」に置き換えたもの。こんな身の処し方もあるのかと、その潔さに誰も ...
嫁と舅、そしてわが陣営。
2017/7/20
上越市の真ん中に市民交流センターがあり、その2階の一角が「こどもセンター」。板張りの体育館みたいなところに、滑り台、積み木類の玩具、児童書コーナーなどが配置されている。三々五々子供を連れたお母さん達が ...