小児在宅医療
2017/7/24
名古屋駅から東海道線上りに乗り換えて15分、大府駅に降り立った。2月2日のことで、初めての土地である。愛知県は全国で最も地方交付税不交付団体市町村が多く、大府市もそのひとつで豊かな市といえる。ところが ...
作家3人を切る
2017/7/24
切っているのは斎藤美奈子。「ちくま」1月号で、「昭和一桁生まれのベストセラー作家に学ぶ」と題しているが、滅多切りで実に小気味いい。彼女は文芸評論家で、朝日の文芸時評も担当、「文章読本さん江」(ちくま文 ...
蘭嶼島
2017/7/24
台湾に蘭嶼(らんしょ)島という小さな島がある。フィリピンのルソン島に近い。この島が台湾原発の核廃棄物の処分場となっている。魚の缶詰工場を建設するという触れ込みで土地が買収された。1982年から住民に知 ...
「大波小波」80年
2017/7/24
東京新聞を読む大きな理由は、わずか500字のコラム「大波小波」を読みたいからである。切り抜いて保存した回数は数限りなく、このブログも随分とお世話になっている。それが1月5日付で「きょう大波小波80年」 ...
終の棲家・考
2017/7/24
年の始めなのに恐縮だが、下り坂の話題だ。あなたはもう高齢者です、2階の寝室を1階に移すべきです。この助言がくすぶっている。いよいよ終の棲家の準備に入れということらしい。そんなこともあり、「これがまあ ...
戦後歴程
2017/7/24
経営者の資質、能力が大きく作用する時代である。シャープやパナソニックを引き合いに出して、後付けの理屈を述べるつもりではない。20数人が働く小さな法人経営であってもそのことを日々痛感させられる。開業して ...
歳末3題
2017/7/24
アスベスト禍はすぐそばにあった。中皮腫の進行を告知されたのは同期生。40年前だから、20歳も前半であった。ひょんなことから火災報知機の会社から働いてみないか、と誘われた。当時は労働市場が発達しているわ ...
かかりつけ医は鍼灸師
2017/7/24
今年の盛夏のことである。その男はいつものように富山は生地の浜に散歩に出かけた。周りに誰も居ないことを確かめて、海に向って大声で雄叫びをあげることにしている。何と叫ぶのか、と聞いたが、そこまでは教えてく ...
フィルムが消える
2017/7/24
初めて映画を観たのは、新湊は六渡寺の神社の境内だった。昭和24~25年の頃であろうか、巡回映画で木に括り付けられたスクリーンの前はもちろんだが、裏からも観ていたのである。左右が逆であろうが、それでも観 ...
ビュートゾルフ
2017/7/24
自分らしく老い、病み、死んでいける幸せな社会。オランダで生まれた在宅ケアルネッサンスと呼ばれる組織「ビュートゾルフ」が注目を集めている。オランダでの利用者満足度が第1位で、利用者一人当りのコストが他の ...