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教育の再生、林竹二

2018/5/23  

 「教育が成立するためには、教師が本当に子どもを受け入れると同時に、子どもたちが教師を受け入れなければならない。そのためには教師というものは根本から自分を作り変える必要がある。権力で動かすという意思を ...

高畑勲お別れの会

2018/5/18  

 高畑勲・お別れの会での宮崎駿の涙声に、こんなエピソードを思い出した。富山映画サークルの久保事務局長は職業柄、映画人が富山を訪れるとガイド役を仰せつかる。20年前の97年5月に、高畑監督を案内した。立 ...

「ある明治人の記録」

2021/10/12  

 「もう少し時がゆるやかであったなら」。小椋佳の作詞で堀内孝雄が歌う「愛しき日々」は友のカラオケ定番、いまも心地よく聞いている。小椋の哀切にして絶妙な詞は胸を打つ。戊辰戦争を経ての明治維新から150年 ...

東洋医学

2018/5/2  

 最近、大阪大学を見直している。空論を弄ぶことはない。そう思っていたところに、名古屋のフォレストベルクリニックの磯部哲也・産婦人科医を知ることになった(北陸中日新聞4月23日、「この人」)。高校時代に ...

移動スーパー・とくし丸

2018/4/23  

 超高齢化社会のキーワードは「出前」ではないか。医療は訪問診療、介護は訪問介護、事務用品はアスクルという具合だが、生鮮食品の買い物はどうするのだという論議をしたのは10年前。砺波で在宅診療所を立ち上げ ...

「研究現場からの悲鳴」

2018/4/16  

 「ゾウの時間 ネズミの時間」を著した生物学の本川達雄によると、心臓や肺などが動く回数は決まっているという。ヒトは一生の間で心臓が15億回、肺が3億回だ。他の動物も体重差により一拍時間は異なるが、回数 ...

「思想としての朝鮮籍」

2018/4/10  

 最近は韓国・文在寅(ムン・ジェイン)大統領の発するメッセージに注目している。3月1日はソウルの「西大門刑務所」跡で行われた「3・1運動」を記念する式典で、慰安婦問題について「加害者である日本政府が『 ...

「シャンハイムーン」

2018/4/1  

 1934年(昭和9年)の上海にある内山書店の2階倉庫が舞台。井上ひさしが、魯迅、魯迅と同棲する許広平、内山書店店主・内山完造、その妻・みき、医師・須藤五百三、歯科医・奥田愛三の6人に日中戦争目前の様 ...

アジアから見る日本

2018/3/26  

 香港、台湾、北朝鮮に対して中国はどう動くのであろうか。中国の強大化と強権化がトランプ・リスクと相まって、世界中を大きな不安に陥れている。04年11月寺島実郎の講演を聞いて、初めて中国の台頭に驚いた。 ...

「精神障害とともに」

2018/3/18  

 鹿児島から精神医療の現況を伝えるレポートだ。南日本新聞取材班が16年9月から1年間連載し、「精神障害とともに」と題して本にまとめた。精神障害者28人が働く就労継続支援A型事業所のラグーナ出版が、原稿 ...

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