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「ようこそ先輩」。一度は教壇に

2017/7/19  

私が好きなTV番組に「ようこそ先輩」がある。さしずめ私であれば、新湊小学校へ出かけることになる。「よお!こんにちは」と手を挙げて教室に向かう。教室の窓から顔を出して手を振ってくれる生徒たち。いまなら生 ...

「人しれず微笑まん」、きょうは命日

2017/7/19  

「ただ許されるものなら  最後に  人知れず ほほえみたいものだ」 これは樺美智子遺稿集の中に収録されている「最後に」と題する詩。もうみんな忘れているかもしれないが、60年安保闘争の真っ只中の6月15 ...

「21世紀にどう入っていくか」塩野七生

2017/7/19  

あけましておめでとうございます。 いま手元に置いているのは、塩野七生さんの講演集「21世紀にどう入っていくか」。21世紀と聞かされると、この小さなパンフを思い出す。これは2年前に、高校生を中心とした若 ...

季刊誌「ひとりから」。ぜひ購読を

2017/7/19  

ぜひ、購読してほしい雑誌がある。季刊誌「ひとりから」。 「対等なまなざしの世界をめざして」の副題を持つ。発行は「編集室ふたりから」。この二人というのは金住典子&原田奈翁雄さん。この年末で創刊まる2年。 ...

ゴムじゃないクリスマスイヴ。何だこれは

2017/7/19  

12月24日。そういえばクリスマスイヴだなと思いつつ、朝刊をひらく。所在なげな視線が「うーん、これは何だ」と。 全国ラグビー大学選手権。同志社、明治大学を粉砕、と活字が踊るスポーツ面。その真下の新聞広 ...

俵万智「弟の結婚」。姉と弟について

2017/7/19  

にかく若き女流歌人の歌を鑑賞されたい。 軽井沢の空気ひんやり深まりてもうそこにある弟の結婚 子ねずみの衣装をつけた弟を追いかけていた夕陽の向こう ガンダムの人形ねだる弟は十歳下にして小学生 「生まれた ...

シンポ「21世紀への構想」。負の連鎖を断ち切れ

2017/7/19  

ひとりひとりはこの不況に耐えるべく消費を控え、将来のための貯蓄に励む。企業は企業で生き残りをかけてリストラに励む。その結果はますます不況を長引かせ個人と企業の首を絞める。日本の現在がそれ。これを彼女は ...

1万5千円の快楽。大敵はわが視力

2017/7/19  

東京出張の折りに必ず立ち寄るところがある。東京駅から徒歩1分、八重洲ブックセンター。鹿島建設の鹿島守之助氏が読書家のためにつくった書店。あらゆる分野のものをそろえるように、というのが彼の思い。というこ ...

年賀欠礼の廃止を。古いしきたりに安住するな

2017/7/19  

最近のというよりも、この季節になると腹立たしいことがある。年賀欠礼はがき。年賀状しかやり取りせず、それでもって無事を確認し、家族の消息を知り、なるほどと肯いたりする唯一のコミュニケーション手段をなぜ放 ...

おじいちゃんにもセックスを。詩人・田村隆一

2017/7/19  

読者諸兄諸姉よ、眼を急に輝かせないでほしい。あなたが想像する興味津々のテーマを語るつもりではない。見出しのコピーは98年年頭の「宝島社」の新聞広告。モデルは詩人田村隆一。ステッキ片手に、知的で詩的なる ...

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