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「情報生産者になる」

2018/11/15  

 11月3日東京で開いた大学同期会で、やり残した仕事があるので最終新幹線で帰るというひとりに、「うらやましいね」と声を挙げる数人がいた。この歳(73歳)になれば、仕事は自ら創り出すものだろう。まだ与え ...

「ルポ西成」

2018/11/1  

 人間誰しも一度ぐらいは、地獄の淵をのぞくのではないだろうか。極限のような孤独と、パン1個買う金もなく、追い詰められた破滅感。とにかく逃げ出すしかない。とすれば、取り敢えず大阪であれば西成、東京であれ ...

コテコテ大阪の旅

2018/10/23  

 旅というのは意外な発見で面白い。「え!こんなところに」の驚きが心地いい。10月16日大阪駅に降り立ったが、集合時間まで2時間はある。ゆっくり梅田散策と思い立ち歩いていると、堂島アバンザというおしゃれ ...

「サイレント・ブレス」

2018/10/7  

 最期の静かな、消え入りそうなひと呼吸と訳すべきかもしれない。「サイレント・ブレス」(幻冬舎文庫 650円)だが、この書名に作家の深い思い入れが込められている。医師でもある南杏子(みなみ・きょうこ)の ...

アニマルウェルフェア

2018/9/25  

 日々食べる卵から、その産卵の状況を想像してみたことがあるだろうか。朝食にはスクランブル、目玉焼き、ゆで卵と気分で選んで、毎日食している。購入は週1回、近所の魚屋に配達される富山の社会福祉法人「めひの ...

イスラエル国家法

2018/9/20  

 イスラエルは国連でのパレスチナ分割決議を受けて成立した国である。第2次大戦が終わった1947年のことで、その地パレスチナには当然アラブの多くの人々が生活を営んでいた。決議案は人口で30%、所有地6% ...

経産省の罪と罰

2018/9/4  

 日々車で通る道筋に、技術開発財団(現在は富山県新世紀産業機構)のビルがある。30年以上も前になる話だが日参していた。84年に策定されたテクノポリス開発構想に富山県が指定され、その推進施設として建設さ ...

「破滅の美学」

2018/8/22  

 8月には破滅のイメージがつきまとう。敗戦後間もなくの雑踏の闇市がそうだ。喧嘩、かっぱらいなど生きるために、すべてをかなぐり捨てた人間がぶつかり合う。とりわけヤクザの抗争こそ先を争って破滅に突き進んで ...

「開国」

2018/8/17  

 ペリーが浦賀に来航したのが1853年7月8日。そこで問題である。ペリーはどのような航路で来航したか。また翌年、返答を求めて再度来航するが、それまでどうしていたのか。この2問を正答した人こそ、沖縄の現 ...

ホームステイ

2018/8/1  

 慌ただしく、刺激的な日々であった。それはホームステイの依頼から始まった。7月28~30日2泊3日、韓国・光州からの高校生2人を頼むというもので、そんな申し出を光州生まれは何が何でも引き受けざるを得な ...

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