再びの古代史ワールド
2017/8/3
伊勢神宮の式年遷宮の行事が終わった。特段の興味を持っているわけではないが、伊勢神宮と聞くと、黒岩重吾の古代史小説、大津皇子の悲劇を扱った「天翔る白日」を思い起こす。毎日新聞10月15日夕刊「歴史の鍵穴 ...
「うつに非ず」
2017/7/24
いま、社会全体で「疾病化」が進んでいる。病気が人為的に作り出されているという指摘だ。何でも病気であるとして、人々に自分が病気だと認識させる動きだが、これがより意図的、組織的になっている。企業が合理化・ ...
ロジスティクス
2017/7/24
東京に住む愚息に米を送っているが、他の選択肢を考えるまでもなくクロネコヤマトに持っていく。営業所の配置もきめ細かくどんどん増やし、対応も見る見る進化させている。矢継ぎ早の設備投資と思うが、ひとりの消費 ...
東京オリンピック
2017/7/24
64年10月10日、新宿区柏木のオンボロ下宿を出て大久保駅へと目的もないままに歩いた。「世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったような、素晴らしい秋日和でございます」。日本中がオリンピック一色に塗り ...
「文士の友情」
2017/7/24
安岡章太郎の最期の本だ。といっても晩年の7~8年は筆を執っておらず、今年の1月に92歳で亡くなったのだが、新潮社の担当が何とかしますと、単行本に入っていないものとかを集めて1冊にまとめた。文士の余禄と ...
「安部公房とわたし」
2017/7/24
こんな助言をもらったことがある。「男はね、年齢を2で割って10を足した女性と相性がいいのよ。覚えておくといいわ」。鰥夫という気安さもあったのであろう、早速計算してみる。(68÷2)+10=44歳、何と ...
知的機動力経営
2017/7/24
経営のマネゴトみたいなのものに携わっているが、悩みや迷いは尽きない。医療法人を立ち上げて3年半、軌道にのったようにも見えるが、大きな落とし穴に気が付いていないのでは、との恐怖も掠める。覚束ないことこの ...
「立原正秋」
2017/7/24
評伝で作家を知るというのは邪道かもしれない。気になりながら、何とも気が重くなり、作品に手を伸ばせないでいた。肌合いが違うといっていい。立原正秋である。66年「白い罌粟(けし)」で直木賞を受賞しているが ...
わが二十四の瞳
2017/7/24
新湊小学校3年、4年は同じメンバーで、担任も奈呉瑤子先生の持ち上がりだった。昭和29、30年のことである。思えば濃密な2年間であった。社会科の授業では、漁業の仕組みを学ぼうということで班毎に分かれ、町 ...
建築家への畏敬、羨望
2017/7/24
マイホームは高松鋭郎・建築設計事務所に設計をお願いした。30年前のことだが、施主・設計・施工がそれぞれに独立していてこそ、いい家が建つのだと信じていた。小さな個人住宅であっても、それなりに原則を貫こう ...