光復節
2020/8/17
こんな8月15日を経験することになろうとは、実に感慨深く、記念すべき日といわねばならない。「太極旗」に向かって、胸に手をあて韓国国歌を聞いた。在日本大韓民国民団・富山県地方本部が主催した光復節に招 ...
上越市に7名の女性市議
2020/8/9
新潟の上越市が面白い。4月26日に行われた任期満了に伴う上越市議選だが、女性議員ゼロの市議会に7人の新人女性市議が一挙に誕生した。定数32に36人が立候補して、女性候補全員が当選し、2割強占めるとい ...
コロナ無常
2020/7/29
コロナ禍というが、うれしい発見もある。もうひとつの居場所が見つかった。富山空港2階奥にあるビジネスデスク。縦列に3席が並んで、コンセントもあり、なかなかの座り心地だ。左に目をやると立山連峰を眺めるこ ...
「死の棘」「狂うひと」
2020/7/18
思いやりの深かった妻ミホが、夫トシオの日記でその不倫を盗み読みして、突然神経に異常を来たし、狂気のとりことなって、憑かれたように夫の過去をあばきたてる妻に変り果てる。平手打ちも飛ぶ。ひたすら詫び、許 ...
「蒼龍の系譜」
2020/7/7
幕末の混乱期に生きていたら、どうだろうか。多分、尊王攘夷にかぶれているから、生き永らえることはなかったろう。幕末の1864年、加賀藩が京都での異変に対して行った処刑は勤王派40数名を、生胴(胴を切る ...
「国家が破産する日」
2020/6/28
韓国映画の強さが際立ってきている。歴史の現実に、こんな解決方法もあったのでは、と切り込む鋭さだ。1997年11月、アジア通貨危機が韓国に襲いかかる。為替の暴騰と株の暴落は、企業に致命的な打撃を与え、 ...
「土と内臓」
2020/6/14
翻訳本だが、題名をどうするかは売れ行きを決定的に左右する。原題「The Hidden Half of Nature」を「土と内臓―微生物がつくる世界」とした築地書館スタッフのセンスを称賛したい。「隠 ...
パスポートの記憶
2020/6/5
戦後生まれの引揚者にとって、海外は夢の夢であった。高校2年の時にAFS(アメリカンフィールドサービス)で同期生4人が米国留学を果たした時は、たまげてしまった。4人とも付属中学出身ということもあり、秘 ...
「雇用なしで生きる」
2020/5/30
これからどうなる。これからどうする。コロナはそう迫っている。「希望は戦争」といい放った非正規のフリーライター・赤木智弘を思い起こす。戦争が起きれば、既存の価値観がなくなって、非正規も正規もチャラにな ...
精神科医 野田正彰
2020/5/14
人間の精神とは何か。心に置き換えてもいい。どこに存在して、どうやって反応するのか。その精神が病んだ時に、精神科医はどんな兆候を察知して、いかなるエビデンスで治療法を決めているのか。内科医の武器は聴診 ...