母子・父子自立支援員
2021/8/31
どうして、そこまでこだわって情熱を傾け続けるのか。不思議な女性である。13年間、富山県内の行政で母子・父子自立支援員を非正規で続けてきた。ひとり親家庭のサポートだが、仕事の内容は生活支援から家庭内暴 ...
わが家のオーラルヒストリー
2021/8/21
86歳の姉から聞き取るオーラル・ヒストリー(口述記録)で、副題は「戦前の光州の記憶」。彼女は1935年(昭和10年)全羅南道・光州生まれ。2年前に友人と鎌倉・小町通りを歩いていて、人とぶつかり大腿骨 ...
アラスカ
2021/8/11
家族5人そろっての、最後の海外旅行となったのがアラスカである。1989年8月のこと。長男16歳、次男14歳、三男6歳で、妻の友人がアンカレッジに住んでいた。行こうと思った時に、行っておこうとなった。 ...
豊岡市の試みに激震
2021/8/6
豊岡市といっても、どこにあるのだという人が多いだろう。兵庫県の日本海側で、城崎温泉があり、コウノトリ但馬空港もそうだ。人口減少と経済衰退という典型的な地方都市だが、4期16年務めた中貝宗治市長が平田 ...
近衛秀麿
2021/7/22
1943年9月17日、ポーランドで開催されたコンサート「日本の夕べ」から話を進めたい。暴虐の限りを尽くすナチス占領下のポーランド、最後の抵抗として立ち上がらざるを得なかったワルシャワ蜂起。孤立無援で ...
インドに注目!
2021/7/12
ひとりでこつこつ不動産業を営む旧知の友人とお茶を飲んだ。がらんとした富山空港2階の喫茶店。客はわれわれ二人だけ、広い土産物売り場も受け持つ店員がコーヒーを出してくれる。テナントはすべて休業していて、 ...
立花隆「精神と物質」
2021/6/30
生命とは何か、人間とは何か、そして自己とは。そんな難問に明確な示唆を与えてくれたのが、立花隆と利根川進の共著「精神と物質」だった。物質から生まれた生命は物質で解き明かされ、神秘な生命現象といわれる精 ...
女たちよ、草津女性町議排除に立ち向かえ!
2021/6/23
女性の政治参加を気軽に口にしていたが、立ちはだかる壁の厚さは想像以上だった。反省しきりで、逃げ切れるほど甘いものではない。そんな罪深さを象徴する事件が起きている。 「草津よいとこ、一度はおいで」。あ ...
「いのちの停車場」
2021/6/12
在宅医を演ずるのが吉永小百合で、舞台は金沢。これは見逃すわけにはいかない。「いのちの停車場」。6月8日13時開映なので、富山ファボーレのスタバで軽い昼食としゃれ込んでみたら、偶然昔の同僚である看護師 ...
オリンピック再考
2021/7/9
1964年は東京での学生生活が始まった年である。その年の10月10日が東京オリンピックの開会式。19歳はへそ曲がりな行動に打って出た。オリンピックは国民の目を欺くもので踊らされてならない、ましてお前 ...