「開国」
2018/8/17
ペリーが浦賀に来航したのが1853年7月8日。そこで問題である。ペリーはどのような航路で来航したか。また翌年、返答を求めて再度来航するが、それまでどうしていたのか。この2問を正答した人こそ、沖縄の現 ...
ホームステイ
2018/8/1
慌ただしく、刺激的な日々であった。それはホームステイの依頼から始まった。7月28~30日2泊3日、韓国・光州からの高校生2人を頼むというもので、そんな申し出を光州生まれは何が何でも引き受けざるを得な ...
「金を刷れ、皆に配れ」
2018/7/23
町内でエアコンの設置無しはわが家だけ。近所の人はこの酷暑に齢のことも考えたらどうか、と呆れている。酷暑にめげず、経済書に挑戦した。この暑さのせいもあるのだろうが、本は読めども理解が進まず、キーボード ...
「慟哭」
2018/7/14
麻原彰晃らオウム真理教の幹部だった7人の死刑が、7月6日執行された。執行はその日の朝、通告される。残された時間は数時間。刑務官に誘導されて処刑場に入る。最後に饅頭などが出されたりするが、ほとんど口を ...
とくし丸、再考。
2018/7/6
仮説を思いつかないと前に進まない。その仮説に容赦ない批判もあるが、膝を打つ秘策も寄せられる。そんな繰り返しで仮説が磨かれ、誰かがリスクを取ってみようか、となる。問題は考え続け、キャッチボールを続ける ...
「万引き家族」
2018/6/26
請け売りだが、世の中の仕組みがそう動いているのだとわかる。カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを獲得した「万引き家族」だ。公開から2週間で178万人の観客を集め、興行収入21億7千万円に達した。この ...
歴史的転換点
2018/6/20
恥ずかしい話だが、ぼろ布と化したカーテンをようやく廃棄した。新築以来だから35年を経ている。鰥夫暮らしでいると、一日延ばしでついズボラを決め込んでしまう。見苦しいね、という会話がないのだ。晴れわたっ ...
京都残影
2018/6/9
京都東山の浄土宗総本山・知恩院の阿弥陀堂にひとり座す機会を得た。阿弥陀像を眺めていると、祖母、父、母の面影が重なるように見えて、涙が零れそうになった。3人は浄土宗門徒として、五重相伝を新湊の末寺・曼 ...
「国体論」
2018/6/10
今上天皇の生前退位発言から説き起こしている。これは16年8月8日のことだが、政治学者・白井聡の論理は明快で、どうするのだと突きつけてくる。アベ政権が選んだ日本会議系の有識者はこの生前退位に反論した。 ...
教育の再生、林竹二
2018/5/23
「教育が成立するためには、教師が本当に子どもを受け入れると同時に、子どもたちが教師を受け入れなければならない。そのためには教師というものは根本から自分を作り変える必要がある。権力で動かすという意思を ...