北欧紀行ヘルシンキ
2017/7/23
機中から見るスカンジナビア半島は森と湖がモザイク状に並び、眺めていても飽きることはない。ストックホルムからほぼ1時間、待望のヘルシンキ入り。最後の訪問地である。やや疲れは残るが、体調は頗るいい。ゆっく ...
北欧紀行ストックホルム
2017/7/23
岩波新書「スウェーデンの挑戦」がこの国との出会いといっていい。岡沢憲芙早大教授が91年に著わし、目を見張った。社会民主労働党政権による大胆な福祉国家への挑戦である。女性の社会参加に始まり個人単位の社会 ...
北欧紀行ベルリン
2017/8/3
赤坂にドイツ文化会館がある。草月会館の裏側、富山県赤坂会館の手前といった方がわかりいい。そこにホールがあり、舞踏公演に招かれたことがある。和栗由紀夫が主宰する好善社のもので、演し物が思い浮かばない。2 ...
フインランディア
2017/7/23
7月11日、北陸銀行本店で円をユーロに換えた。手数料込みで170円だという。「え!遂に170円を超えたのか」。円高不況で慌てふためいていた時もあったのに、この変わりようは何なのか。驚きと諦めがないまぜ ...
オーラル・ヒストリー
2017/7/23
父親の認知症と、週3回格闘している。明治44年生まれの95歳。グループホームに夫婦ではいっている。昨年4月26日狭心症で倒れ、心臓マッサージで蘇り、最新のカテーテルで正常を保っている。ことし6月3日に ...
「寺山修司と生きて」
2017/7/23
「花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが 人生だ」。10年ぐらい前に、若い友人からこの出典を聞かれた。干武陵の五言絶句「勧酒」を井伏鱒二が名訳したものだが、いつの間にか寺山修司の “本歌取りの詩”で誰 ...
「永遠の現在」
2017/7/23
6者協議が動き出した。ヒル国務次官補が、めまぐるしく北京、平壌、ソウル、東京を駆け巡った。北朝鮮の核放棄をテコに大きく動き出す気配である。拉致問題解決なくして、一歩も動かないとする日本の立場は一体どう ...
「終りよければすべてよし」
2017/7/23
「安心してください。私が責任もって看取ってあげます」。こんな医師に出会うことができるかどうか、これが終末期医療(ターミナルケア)のポイントである。今日の状況を考えると、至難なことだ。至難だといって、厚 ...
インキュベータ・オフィス
2017/8/3
一度は自分の事務所を持ってみたい。そんな野心?は61歳になっても消えはしないようだ。「頼まれれば、原則として逃げない」。これをリタイア後の身上としている。口の悪い友人からは、ノーといえない小心者と蔑ま ...
みちのく鉄砲店
2017/7/23
真夜中、家中の酒という酒を全て飲み干し、それでもまだどこかに隠してあるんじゃないかと乱暴に探し回った。母は泣いて僕に付いて回り、父はだんまり。そして神棚のお神酒を飲もうとした時、母は泣き崩れた。(お神 ...