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ドイツの動揺

2024/12/21  

 ベルリン在住で、78歳のジャーナリスト・梶村太一郎のレポートに目を見張った。「危機に立つヨーロッパ民主主義 ドイツ連立政権崩壊」(月刊地平1月号)。トランプの登場は、ひょっとしてヒトラーが全権委任で ...

「力の支配」に向かう世界

2024/12/11  

 12月3日夜、韓国・尹錫悦大統領が「非常戒厳」を宣武した。時間を置かず、軍隊が国会議事堂になだれ込んでいる。「失敗すれば反逆罪、成功すれば革命」と叫ぶ映画「ソウルの春」が思い出された。こんなことが現 ...

「パンとサーカス」

2024/12/1  

 作家・島田雅彦は政治に対して知的な挑発を果敢にやっている。「パンとサーカス」は20年7月から道新、中日、西日本、東京の4紙に1年余連載し、22年3月に講談社から刊行された。遅れた読者だが、トランプ政 ...

早稲田大学第2文学部

2024/11/21  

 11月14日、小杉ラポールでドキュメンタリー映画「インディペンデント リビング」を鑑賞し、これをプロデュースした鎌仲ひとみの講演を聞いた。まずは映画紹介を少しだけ。舞台となったのは大阪の自立生活セン ...

レント資本主義

2024/11/12  

 初めて預金通帳を持ったのが新湊小学校の子ども預金。新湊信用金庫の通帳で毎月預金の日があり、先生が集めていた。大変な作業だったと思う。1955年頃のことで、卒業時には1万円を超えていた記憶がある。通帳 ...

右翼ヘイトに猛然抗議する男

2024/10/31  

 「日本から出ていけ!」。10月28日午後2時過ぎ、富山市の不二越正門前に右翼街宣車が結集し、聞くに堪えないヘイトの大音響が鳴り響いた。徴用工の追悼集会に参加しているのは僧侶2人と市民で約20人。それ ...

「ベルリン」3部作

2024/10/21  

 ヒトラーの台頭をなぜ、止められなかったのか。一方で、スターリンの冷酷な独裁を許してきたものは何か。そんな歴史の命題に誰しも、回答を見いだせていない。ジェノサイドは今に続いている。  激動の20世紀ド ...

富士フイルム富山化学工業

2024/10/11  

 いわゆる裏金議員として窮地に立つ田畑裕明後援会が発行する「ひびき新聞」(10月3日号)が目に入った。「ワクチン製造拠点を富山に誘致 富山バイオエコノミー戦略」の大見出し。平時は企業ニーズに対応するが ...

全国学校音楽コンクール

2024/10/1  

 おとなになってから、老人になってから、あなたを支えてくれるのは子ども時代の「あなた」です。「ノンちゃん雲に乗る」を書いた児童文学者・石井桃子の言葉だが、含蓄があって、79歳に深く沁みとおる。  9月 ...

少子化と大学改革

2024/9/21  

 夏休みといえばラジオ体操だが、この夏見ることは無かった。少子化現象のひとつかもしれない。23年の出生数が72万7277人と聞いた時は驚いた。団塊世代が生まれた47年は270万人だった。団塊ジュニアの ...

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