組織病理
2017/7/25
「おい貴様らいつまで話をしているんだ。ここを何処だと思っているんだ。地獄の1丁目といって、2丁目のないところだぞ。そこへ一歩間隔で一列に並べ」「今から気合を入れてやる」と初年兵掛かりの金田上等兵の鉄拳 ...
「からだ=魂のドラマ」
2017/7/25
演劇レッスンに「人が立つこと」というのがある。人間の最大の特徴は2本足で立って歩くこと。人類の属する哺乳類は本来4本脚で歩いているのに、なんで人は立ち上がってきたのだろうか。獲得したことも多いが、失っ ...
「奥さまは愛国」
2017/7/25
何が嫌だってヘイトスピーチほど口惜しく、心痛むものはない。街宣車に乗る右翼青年達がやっているとばかり思っていたが、その根っこは女性層にも侵食していて、奥さまも、ベビーカーを押す若い母親も街頭でマイクを ...
衝撃の哀しみ
2017/7/25
16日夕刻、36歳の娘は台所で焼身自殺をしました。やつれた表情で父である友人からそう切り出されて、一瞬声を失ってしまった。衝撃をようやくの思いでおさめて、「辛かっただろう」と声を出すのが精一杯だった。 ...
「絶望の裁判所」
2017/7/25
裁判に最も近く関わったのは数年前である。といっても簡易裁判だが、ある看護師を採用して日を置かずの時であった。その看護師に前の職場から、返さなくてもいいといわれていた看護師資格の奨学金260万円を返却し ...
日米同盟と豪米同盟
2017/7/25
オーストラリア元首相フレイザーが日本をどう認識しているか、それから紹介したい。「日本が防衛上で米国の支援を受けられないと感じれば、核武装に進むだろう。日本には十分な材料、兵器に転用する技術とそれを可能 ...
イムニタスマスクで祝宴
2017/7/24
腹立たしい政治状況は続くが、60歳を過ぎてもこうした朗報が届けられるというのはうれしい。何とイムニタスマスクが5000個の売り上げを達成したのである。なにしろ有限会社ユーウィンにとっては「ゆずりは通信 ...
「神秘」
2017/7/24
余命1年。53歳の大手出版社役員・菊池は末期の膵臓がんと診断され、こう宣告された。そして、友人の医師に自らの判断を伝える。膵臓がんがここまで大きくなっていると、有効な治療法なんて何一つないだろう、だっ ...
「祈りの大地」後編
2017/7/24
古希を目の前にして、この泡立つ心はなぜなのか。これほどの未熟を今も抱え続けているおのれに愕然とする。石川梵の「祈りの大地」は、そんなちっぽけな人間の存在に問いかけている。世界の辺境を歩き、人間の内面世 ...
「祈りの大地」前編
2017/7/24
46億年の歴史を空から撮る。世界の辺境を歩き、祈りを通して、人間の内面世界を追う。この2つをライフワークとしている。将棋の棋士を目指しながらカメラマンに転じた石川梵(いしかわ・ぼん)だが、東日本大震災 ...