女たちよ、草津女性町議排除に立ち向かえ!
2021/6/23
女性の政治参加を気軽に口にしていたが、立ちはだかる壁の厚さは想像以上だった。反省しきりで、逃げ切れるほど甘いものではない。そんな罪深さを象徴する事件が起きている。 「草津よいとこ、一度はおいで」。あ ...
「いのちの停車場」
2021/6/12
在宅医を演ずるのが吉永小百合で、舞台は金沢。これは見逃すわけにはいかない。「いのちの停車場」。6月8日13時開映なので、富山ファボーレのスタバで軽い昼食としゃれ込んでみたら、偶然昔の同僚である看護師 ...
オリンピック再考
2021/7/9
1964年は東京での学生生活が始まった年である。その年の10月10日が東京オリンピックの開会式。19歳はへそ曲がりな行動に打って出た。オリンピックは国民の目を欺くもので踊らされてならない、ましてお前 ...
「進歩は芋を洗うがごとし」
2021/5/16
予備校講師の面白さを語る男と出会った。GWの休講を利用して、コロナ禍も構わず、はるばる佐賀から関東経由で富山にやってきた。好奇心の赴くまま、じっとしておれない性分なのだろう。前日は金沢泊まりで、富山 ...
「性風俗サバイバル」
2021/5/4
コロナが女性を追い詰めている。とりわけ性風俗で働く人は瞬く間に収入と居場所を失った。しかし、その彼女たちを必死に支援する活動が行われていた。「性風俗サバイバル」(ちくま新書)。新書売り場で手にしたが ...
石田昌夫兄逝く
2021/4/24
最も多く酒席を共にした先輩である。年齢は3歳上、入社は1年先輩という間柄だが、まるで対等な友人のようにふるまっていた。享年78歳。夭折に憧れていたこともあったが、平均寿命の誤差の範囲。ウィスキー、ジ ...
「韓国人元BC級戦犯の訴え」
2021/4/17
迂闊、不勉強といって片づけられない。新聞の訃報で初めて李鶴来(イ・ハンネ)を知った。3月28日、都内の自宅で転倒し、外傷性くも膜下出血のため入院先の病院で亡くなったという。96歳だった。唯一の自著が ...
3000円を回せ
2021/4/5
きっかけは77歳の女性からだった。スマホを買ったが操作がよくわからない。教室も開かれているがついていけない。家庭教師してくれる人がいないかしら、というもの。紹介したのは43歳の心の病気を持っている男 ...
「無頼」
2021/3/23
ヤクザ映画と聞くと、うずうずしてくる。高倉健の着流し姿、仁義なき戦いの迫力など脳裏に刷り込まれているのだろう。フレーズとしては「とめてくれるな おっかさん 背中のいちょうが泣いている」。作家の橋本治 ...
ヤキバノカエリ。熊谷守一
2021/3/13
1枚の絵が脳裏にくっきりと残った。石川県立美術館で開かれた熊谷守一展「わたしはわたし」。3月7日、風の寒さが残る中、マフラーをカバンに忍ばせて出かけた。小品180点だが、これほどの規模とは思わなかっ ...