季刊誌「ひとりから」。ぜひ購読を
2017/7/19
ぜひ、購読してほしい雑誌がある。季刊誌「ひとりから」。 「対等なまなざしの世界をめざして」の副題を持つ。発行は「編集室ふたりから」。この二人というのは金住典子&原田奈翁雄さん。この年末で創刊まる2年。 ...
ゴムじゃないクリスマスイヴ。何だこれは
2017/7/19
12月24日。そういえばクリスマスイヴだなと思いつつ、朝刊をひらく。所在なげな視線が「うーん、これは何だ」と。 全国ラグビー大学選手権。同志社、明治大学を粉砕、と活字が踊るスポーツ面。その真下の新聞広 ...
俵万智「弟の結婚」。姉と弟について
2017/7/19
にかく若き女流歌人の歌を鑑賞されたい。 軽井沢の空気ひんやり深まりてもうそこにある弟の結婚 子ねずみの衣装をつけた弟を追いかけていた夕陽の向こう ガンダムの人形ねだる弟は十歳下にして小学生 「生まれた ...
シンポ「21世紀への構想」。負の連鎖を断ち切れ
2017/7/19
ひとりひとりはこの不況に耐えるべく消費を控え、将来のための貯蓄に励む。企業は企業で生き残りをかけてリストラに励む。その結果はますます不況を長引かせ個人と企業の首を絞める。日本の現在がそれ。これを彼女は ...
1万5千円の快楽。大敵はわが視力
2017/7/19
東京出張の折りに必ず立ち寄るところがある。東京駅から徒歩1分、八重洲ブックセンター。鹿島建設の鹿島守之助氏が読書家のためにつくった書店。あらゆる分野のものをそろえるように、というのが彼の思い。というこ ...
年賀欠礼の廃止を。古いしきたりに安住するな
2017/7/19
最近のというよりも、この季節になると腹立たしいことがある。年賀欠礼はがき。年賀状しかやり取りせず、それでもって無事を確認し、家族の消息を知り、なるほどと肯いたりする唯一のコミュニケーション手段をなぜ放 ...
おじいちゃんにもセックスを。詩人・田村隆一
2017/7/19
読者諸兄諸姉よ、眼を急に輝かせないでほしい。あなたが想像する興味津々のテーマを語るつもりではない。見出しのコピーは98年年頭の「宝島社」の新聞広告。モデルは詩人田村隆一。ステッキ片手に、知的で詩的なる ...
あとや先、五十嵐兄逝く
2017/7/19
固唾を飲むとはこのこと。彼女は泣き叫ぶのか、はたまた突っ伏すのか。複雑な気持ちを整理しかねて待っていた。彼女にはまだ父の死は知らせてなかった。いい出しかねて、危篤だからすぐに帰るように、とだけ伝えたと ...
加藤さん、野中さんよ。「失敗の本質」を読んでから
2017/7/19
自民党らしいチキンレースが始まっている。日本の最大政党なのでこの国民性に共通する資質であって、DNAにきちんと刻印されているのだろうか。臆病な人間がその臆病さを悟られまいと大言壮語し、時代がかった貧困 ...
聖路加病院名誉院長・日野原さん
2017/7/19
この人の生活ぶりを知ると驚きを通り越して、呆れてしまう。1日の睡眠時間は5時間を超えることはなく、締め切りを過ぎた20枚前後の原稿を書くのに徹夜することも月に2~3回ある。徹夜をすれば睡眠時間がゼロと ...