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イムニタスマスクで祝宴

2017/7/24  

腹立たしい政治状況は続くが、60歳を過ぎてもこうした朗報が届けられるというのはうれしい。何とイムニタスマスクが5000個の売り上げを達成したのである。なにしろ有限会社ユーウィンにとっては「ゆずりは通信 ...

「神秘」

2017/7/24  

余命1年。53歳の大手出版社役員・菊池は末期の膵臓がんと診断され、こう宣告された。そして、友人の医師に自らの判断を伝える。膵臓がんがここまで大きくなっていると、有効な治療法なんて何一つないだろう、だっ ...

「祈りの大地」後編

2017/7/24  

古希を目の前にして、この泡立つ心はなぜなのか。これほどの未熟を今も抱え続けているおのれに愕然とする。石川梵の「祈りの大地」は、そんなちっぽけな人間の存在に問いかけている。世界の辺境を歩き、人間の内面世 ...

「祈りの大地」前編

2017/7/24  

46億年の歴史を空から撮る。世界の辺境を歩き、祈りを通して、人間の内面世界を追う。この2つをライフワークとしている。将棋の棋士を目指しながらカメラマンに転じた石川梵(いしかわ・ぼん)だが、東日本大震災 ...

「死を前に書く、ということ」

2017/7/24  

最後の光芒を放つように言葉がきらめく。自問自答の、自分ひとりだけの言葉でもある。昨年12月亡くなった文芸批評家・秋山駿が書きとめたノートだ(講談社刊)。公団住宅に住む83歳は自ら死を選び取っていた。前 ...

ウクライナ

2017/7/24  

剣幸が歌うサンライズサンセットはお気に入りの1曲である。ご存じ森繁久彌が「屋根の上のヴァイオリン弾き」で歌ったものだが、このミュージカルこそウクライナが舞台であった。19世紀末の帝政ロシアはポーランド ...

渡辺淳一を気取る

2017/7/24  

「寄っていきますか」。予期せぬ対応に戸惑いながらも酔いを振り払うように階段をのぼった。アパートの扉を開けると玄関脇にひとりが座れる食卓があり、小さな備前焼に投げ込まれたかすみ草が清潔さを際立たせていた ...

木下順二

2017/7/24  

「かにどん かにどん、どこへいく」「さるのばんばへ あだうちに」「こしに つけとるのは、そら なんだ」「にっぽんいちの きびだんご」「いっちょ くだはり、なかまになろう」「なかまに なるなら やろうた ...

春愁

2017/7/24  

「春愁が今日も一杯やれと言ふ」。朝日俳壇で見つけた古田哲弥の句であるが同感である。返しというわけでもないが「春愁をひとりで抱え痛飲す」(拙句)。自らの愚かさを嘆きつつ、ここのところ酒量は上がるばかりだ ...

復興における経路依存

2017/7/24  

被災者に直接支援する制度に切り替えよう。復興予算をどれだけつぎ込んでも、被災者に届かない。「一生懸命やっているが、自分のやっていることがどれだけみんなの役に立っているかわからない」といって、大槌町に宝 ...

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