世継ぎ問題
2017/7/20
テレビ番組「皇室アルバム」からは見えないものが、見えるようになってきた。しかも皇室内部から、こんな息苦しさはもういい、と悲鳴に近い声が聞こえてくる。天皇制が内側から揺らいでいる。強固でとても崩れまいと ...
いまひとつの9.11
2017/7/20
プンタアレナス。南米大陸チリの最南端の都市。1914年にパナマ運河が開通するまでは太平洋と大西洋を結ぶ港として栄えていたが、今はさびれ、氷河や南極観光ツアーの拠点として知られている。人口11万人だが、 ...
必読!昭和史
2017/7/20
昭和史を、これほどまでの考証を重ねて、よく語り切ったものだと思う。力業というしかない。敬服する相手は「昭和史」著者の半藤一利。平凡社刊、1600円。軍部も、マスコミも、庶民もみな愚かで、世の中あっとい ...
神様の箸休め
2017/7/20
その女性はテープレコーダーをかざしながら、雑音にしか聞こえないテープを回した。何と英語で話す海外ニュースを3倍速で聞いているのである。外資系の通信社に勤務している彼女の日常の仕事で、それを翻訳して日本 ...
道頓堀極楽商店街
2017/7/20
世の中には同じようなことを考えている奴がいるもんだ。7月2日、大阪の繁華街、ミナミのど真ん中に「道頓堀極楽商店街」が開業する。いや、もう開業しているはずだ。商業ビル「サミー戎プラザ」の5-7階。昭和初 ...
トリアングル
2017/7/20
はばかることなき体験告白小説であり、居直り未婚の母宣言小説だ。ぬるま湯の不倫小説と酷評されようが、ひとり自分にいい聞かせる勝利宣言でもある。「トリアングル」。俵万智の初の長編小説。読む気も、買う気もな ...
遅咲きがいい
2017/7/20
「慶次郎にとって人生は簡単であろう。好きな時に寝、好きな時に起き、好きなことだけをして死ぬだけである。誰もが望み、誰もが果たせない望みだった。何故誰にも出来ないか。一切の欲を切り棄てなければならないか ...
作家と編集者
2017/7/20
作家と編集者との年齢差は、作家の方が10歳くらい年上のほうが、最もやりやすい、というのが渡辺淳一。編集者が60歳で定年を迎えるとすると、作家は70歳。こちらも、ほぼ定年というか、仕事においても一区切り ...
アドルフの画集
2017/7/20
1918年のミュンヘン。歴史に「もし」はあり得ないのは承知だが、何とも不運な偶然がある。貧相で気弱な青年はレストランで画商マックスを待っていた。傍らの画集を見せ、個展を企画してもらい、世に出るためであ ...
自己犠牲
2017/7/20
政治が変わるとしたら、年金解散しかない。こうなれば衆参同日選挙でもいい。年金問題だけで国民に信を問う。ここは小泉さんよ、売られた喧嘩は買ってほしい。飯島秘書官の浅はかなシナリオに乗って北朝鮮へ行ったの ...