プロフェッショナル
2017/7/21
法律事務所から、新しいスタッフが加わると案内状が届く。その経歴を見て、いつもため息をつく。2月10日に届いたものを紹介してみる。 昭和38年生まれ。東京大学理学部物理学科を首席で卒業。同大学大学院理 ...
鍼灸師
2017/7/21
まだ見ぬ彼女がいる。98年夏、全国大学女子野球大会(毎年魚津開催)以来の付き合い? その時は上智大学野球部監督であった。采配が実ったのか、創部9年にして悲願のベスト4に輝いた。「魚津の暑い夏が終わる」 ...
鮫
2017/7/21
応仁の乱の頃である。越前の寒村に、非人の子として生まれた。名もなくて、ただ鮫と呼ばれる。網も許されず、竿だけで鮫しか釣れぬ。それが非人に課せられた掟である。しかも獲れた鮫はすべて名主様のもので、運び込 ...
福祉マンション
2017/7/21
「ヘルパーは天職。これほどいい仕事はない」と自信あふれる声で話すのは藤沢市でNPO法人「ぐるーぷ藤」の鷲尾公子理事長。ケアマネージャー15年の実績を引っさげて福祉マンションを建設する。土地代含む建設費 ...
ペニンシュラ・クエスチョン
2017/7/21
瀬戸際外交といいながら、自棄になってミサイル発射、核実験と矢継ぎ早に強行する北朝鮮。日・米・韓・中・露を向こうにまわして、制裁もどこ吹く風と、一歩も引かない。引かないどころか、ますます危機を煽る。厄介 ...
新春若者考
2017/7/21
「おじさん、俺の年収240万円で3年間止まったままだよ」。米の請負耕作をやるJA系列企業に勤める35歳。「農業は自然を原材料にしているからだ。2倍働いても生産性が2倍上がることはない。減反政策は続くし ...
師走雑感
2017/7/21
師走で気忙しいはずなのに、ぽかんと時間が空くことがある。12月23日、東京駅までぶらぶら歩くつもりだったが、有楽町にあるビックカメラの前、長蛇の列で殺気立っていた。「私、日本人よ。どうして駄目なのよ」 ...
大学教授
2017/7/21
医療経済学なる研究分野がある。一言でいえば、「いのち」と「効率」の両立を考える。この分野で面白い男ですよ、と教えてもらったのが日本福祉大学教授の二木立だ。「にき・りゅう」と呼ぶ。59歳。読売新聞9月1 ...
知覧特攻平和会館
2017/7/21
あの時代に、あの環境におかれたら、果たしてどんな行動を取っていただろうか。歴史にそんな問いかけをしてみるのも必要だ。昭和19年10月から特攻作戦が開始された。敗戦必至の状況で、沖縄に押し寄せる米軍を少 ...
空疎な小皇帝
2017/7/21
これをこのまま見過ごしてはいいものか。そんな記者会見であった。この男の常套手段だが、まず見下す発言をする。切り返すように難解そうな用語を駆使して威嚇する。とにかく俺の言語感覚は最年少芥川賞作家なんだか ...