横山 操展
2020/11/2
初めて画家・横山操の赤富士を見たのは、インテックの社長室であった。金岡幸二社長は、見入っている若者に得意そうに「横山操だ」と教えてくれた。金岡コレクション収集の初期のことかもしれない。そして、この横 ...
一般財団法人WINWIN
2020/10/22
女性候補を市民が擁立して富山県知事選に挑んでいる。確認団体は「いのち支え合う県民の会」で、社民、共産の応援を受ける。相手は自民推薦の現職と、自民推薦に漏れた新人のふたり。保守分裂の選挙を指をくわえて ...
小児がん科医
2020/10/2
こどもの終末期医療など想像したくないが、生老病死は老少を問わない。「当初、幼い患者が亡くなるとすぐに泣いてしまう自分は医師にむいていないと思った」。しかし、子どもの無念を共にしてくれる人がいることは ...
「アウシュヴィッツ潜入記」
2020/9/20
あのアウシュヴィッツ収容所に自ら志願して潜入した男がいたのか。どんな男が、何のために潜入し、果たして生き残れたのだろうか。そんな疑問が矢継ぎ早にあふれ、興味がそそられる。書名というのはそれほど大事な ...
六花亭の苦悩
2020/9/10
いつもは折り込みチラシには目もくれない。そのままゴミ箱だが、なぜか目に留まった。「通販おやつ屋さん」のカラーB4で、あの六花亭である。同社のマルセイバターサンドはわが伝説と化している。千歳空港では間 ...
光復節
2020/8/17
こんな8月15日を経験することになろうとは、実に感慨深く、記念すべき日といわねばならない。「太極旗」に向かって、胸に手をあて韓国国歌を聞いた。在日本大韓民国民団・富山県地方本部が主催した光復節に招 ...
上越市に7名の女性市議
2020/8/9
新潟の上越市が面白い。4月26日に行われた任期満了に伴う上越市議選だが、女性議員ゼロの市議会に7人の新人女性市議が一挙に誕生した。定数32に36人が立候補して、女性候補全員が当選し、2割強占めるとい ...
コロナ無常
2020/7/29
コロナ禍というが、うれしい発見もある。もうひとつの居場所が見つかった。富山空港2階奥にあるビジネスデスク。縦列に3席が並んで、コンセントもあり、なかなかの座り心地だ。左に目をやると立山連峰を眺めるこ ...
「死の棘」「狂うひと」
2020/7/18
思いやりの深かった妻ミホが、夫トシオの日記でその不倫を盗み読みして、突然神経に異常を来たし、狂気のとりことなって、憑かれたように夫の過去をあばきたてる妻に変り果てる。平手打ちも飛ぶ。ひたすら詫び、許 ...
「蒼龍の系譜」
2020/7/7
幕末の混乱期に生きていたら、どうだろうか。多分、尊王攘夷にかぶれているから、生き永らえることはなかったろう。幕末の1864年、加賀藩が京都での異変に対して行った処刑は勤王派40数名を、生胴(胴を切る ...