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「死なないノウハウ」

2024/3/11  

 奈落の底に突き落とされたピンチでも、何とか生き残ろう。そのための情報を突撃取材で掻き集めたのが「死なないノウハウ」(光文社新書)。著者・雨宮処凛の思いが詰まっている。光文社の編集担当者とのやりとりが ...

尹大統領「日韓はパートナー」

2024/3/3  

 韓国大統領の権限は想像以上に強大だ。行政のトップであり、予算提出権から法案の拒否権まで、文字通り国家元首である。その尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が日本に対し、徴用工、汚染処理水問題で大幅な譲歩策 ...

TSMC

2024/2/22  

 ご存じ今、熊本で旋風を巻き起こしている台湾の半導体製造企業TSMCを探ってみた。台湾総統選は終わったが、民進党も、国民党も、新しい第三党の民衆党も挙って「TSMCは国の宝」だという。その「国の宝」の ...

KDDIがローソンに

2024/2/11  

 コンビニとは縁の薄い老人も驚いた。ローソンの経営にKDDIが三菱商事と並んで加わるという。三菱商事がKDDIに持っている株を譲り、各50%となる。三菱商事だけではこの先は限界がある、とはっきり言明し ...

「最期は桐島聡で死にたい」

2024/1/31  

 「桐島聡を生きること」と「内田洋を生きること」は、どう違ったのだろうか。そんな疑問がすぐに浮かんだ。桐島聡を生きていれば、懲役囚として長い刑務所暮らしを強いられ、罪と向き合わなければならない。しかし ...

手紙葬を普及する会

2024/1/21  

 新年早々唐突な見出しで恐縮だが、「手紙葬を普及する会」を紹介したい。実は1年前に思いつき、パンフも作成していたが、気恥ずかしさもあってお蔵入りしていた。年末の忘年会の席で後輩にこの話を切り出すと、「 ...

「なぜ日本は原発を止められないのか?」

2024/1/10  

 この原稿を書いている最中に、グラグラと机が揺れ出した。意外と揺れが続く。ひょっとして、このまま地の底に引き込まれるのではないか。そんな恐怖が頭をかすめ、かがみ込んで机の椅子にしがみついた。1月1日午 ...

「坂本図書」

2023/12/21  

 師走の慌ただしさに紛れるように、亡き坂本龍一を取り上げてみた。1952年生まれの7歳下だが、東京芸術大学音楽学部作曲科で学び、「教授」「世界のサカモト」と呼ばれる。音楽は読むことはできず、最も縁遠い ...

持続する志「世界」

2023/12/11  

 50年以上購読している月刊誌「世界」が大幅にリニューアルした。驚いたのはこれを手掛けた編集長が入社14年の堀由貴子で、38歳だという。初代編集長が吉野源三郎だと思えばなおさらである。岩波書店の就職試 ...

ふるさと新湊の異変

2023/12/1  

 週2回は新湊・海王丸パークに通っている。88歳の姉が認知症となり、同パークにあるケアハウスに入居しているので、そのサポートのため。体操教室の送迎と昼食を挟んでの会話だが、レストランの選択肢が10カ所 ...

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