未分類

済州島、消された歴史。

2017/8/3  

10月8日念願の済州島訪問が実現し、ホテルのソファーで、金石範(キムソッポム)の「火山島」第1巻を開くことができた。あの事件から数年経てペンを執り、その後20年かけて凄まじい執念と渾身の努力で完成させ ...

返り討ち

2017/7/20  

わが体内にも刺客が潜んでいた。発見したのが9月6日。7月6日の人間ドックで便に潜血反応が出たのである。いつもであれば、何かの間違いとやり過ごすのだが、今回はやってみるか、と内視鏡検査を承諾した。中学同 ...

のたり松太郎

2017/7/20  

退職してから20日余り、やはり落ち着かない。そんなところにパソコンがウィルス感染で、起動するソフトに大きなダメージを受け、パソコン一式を新調した。シンプルなビジネス仕様にして、加えてノート型も購入、事 ...

壷中居

2017/7/20  

東京は日本橋・高島屋の南横に、美術館といってもいい骨董屋がある。壷中居(こちゅうきょ)といい、日本でも指折りで、大正13年に越中八尾出身の広田松繁が創業した。店名は壷の中にある桃源郷という意味だ。よく ...

総選挙前のつぶやき

2017/7/20  

昭和の語り部・半藤一利、漱石の孫・茉莉子夫人と食事する機会を得た。9月3日魚津市の天米。茉莉子夫人の健啖ぶりには驚いた。漱石の胃弱遺伝子とは無縁のようだ。東京の下町向島に住んでいて、権力嫌いもいい。今 ...

居酒屋

2017/7/20  

60歳にして、居酒屋修行をやることになった。いやもう、引っ込みがつかない。優柔不断と軽佻浮薄を併せ持つ性格だと、こうなってしまう。いつもの顛末である。  行きつけの店の窮状を見かねて、俺が店に立ってや ...

生きているのはひまつぶし

2017/7/20  

そこには白骨が雪のふったように、あたりが白くなるほど転がっていて、つまずき転びそうになってしまった。おりんは背板から降りて腰にあてていた筵を岩かげに敷いた。おりんは筵の上にすっくと立った。両手を握って ...

シリウスの道

2017/7/20  

昨今の文学の不振は広告代理店にある、と今は亡き江藤淳が嘆いた。なぜなら、小説を書くぐらいしか能のなかった青年たちが、広告業界に吸収されるようになったからだ。コピーライターと称する職種である。30年以上 ...

法律でしか守れない社会

2017/7/20  

どんな小さな企業でも顧問弁護士を持たなければならない時代だ。いや企業に限らない、個人でもそのくらいの法武装が求められている。  ライブドアの顧問弁護士である角屋弘志は、毎日ライブドアの社員から直接メー ...

フレンドリー・ファイア

2017/7/20  

「なんもかも わやですわ、アメリカはん」(岩波書店)などと関西弁で、ブッシュ批判を繰り出す彼女のアメリカレポートが一番心地いい。こうした草の根が、多分真実に近いからだろう。ライスやラムズフェルド周辺か ...

© 2024 ゆずりは通信