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われわれはどこへ行くのか

2017/7/25  

果たして今、われわれはどのあたりにいるのであろうか。われわれのひとりである自分はどのあたりか。世界の事象がことごとく逆回転して、お先真っ暗という中で、やはりこんな問い掛けにならざるを得ない。地球物理学 ...

心を洗う、山代巴

2017/7/25  

「魂いななき 清浄の水こころに流れ こころ眼をあけ、童子となる」。秋が深まると、高村光太郎の「秋の祈り」が口を衝いて出てくる。「いのる言葉を知らず」。だが、祈るしかない。わが裏山に烏瓜の二つ三つを見つ ...

最高の昼ごはん

2017/7/25  

老人の医療法人の仕事は週4回開いている診療所の鍵開けである。砺波市の無医地区の2つの診療所で午後1時30分診察開始となっているが、高齢者は結構早くやってくる。雨の時や、寒い時に玄関の外で待ってもらうわ ...

羽田界隈の記憶

2017/7/25  

「(学生運動が)何だったのかと問われると返す言葉もない」。40年余の沈黙を破って初の講演で元全共闘議長の山本義隆はこう吐露した。また、安倍政権下の状況を踏まえて「今は戦争前夜みたいな状況。僕らが若いこ ...

面構(つらがまえ)

2017/7/25  

ノーベル物理学賞を受賞した中村修二の顔を見ていたら、「面構」という言葉が浮かんできた。徳島という辺境に育って、負けてなるかという気概を偏屈という性格に包み込んで研究を続け、いま異郷のカリフォルニアで過 ...

「大学への数学」

2017/7/25  

書店の棚に「大学への数学」を見つけるとつい手に取ってみる。懐かしさというより、ほろ苦さを覚えるのだが、パラパラとめくり、この壁は遂に超えられなかったと慨嘆する。何かきっかけがあれば、超えることができた ...

つぶし合いの代償

2017/7/25  

歴史を語ることができない日本人。歴史に真摯に向き合えない日本人。こんな事態を招いてしまった世代責任を痛切に感じている。英紙ガーディアンは9月9日「ネオナチの写真が安倍晋三首相の頭痛の種」との見出しを付 ...

「きみは赤ちゃん」

2017/8/3  

芥川賞作家・川上未映子の妊娠から出産にいたる体験記である。連れ合いは同じく芥川賞作家の阿部和重で、こどもを作ろうと決めて「基礎体温アプリ」「排卵検査薬」を併用しながら、いざ挑戦するぞという、あっけらか ...

同時代の空気

2017/7/25  

小さな季刊雑誌だが、ものすごいエネルギーを感じた。一度紹介したが「myb」みやびブックレットの秋季号。「同時代の空気 日本の明日」なる特集で60名の作家・編集者からの寄稿をまとめている。圧巻といってい ...

白やぎの村

2017/7/25  

8月30日、わが69回目の誕生日は「白やぎの村」オープンと重なり、期せずしてそこに参加した人たちに祝ってもらうことになった。白やぎの村は庄川扇状地の砺波市庄東地区にある。富山型ディサービスのポピー村、 ...

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