究極の分かち合い
2017/7/24
菅首相誕生で思い出したことがある。伸子夫人から、友人を介して、富山で民主党のPRをしたいので、どんな小さな集会でもいいから開いてくれないか、との依頼を受けた。メールをたどってみると、04年3月のことで ...
思い出袋
2017/7/24
「自分が日本国籍をもつから日本政府の決断に従わなければならないとは思わなかった」。1942年5月、そんな思いを抱きつつも、彼は米国ボルチモアにあった日本人捕虜収容所で「日米交換船が出る。のるか、のらな ...
浦河べてるの家2
2017/7/24
「至らない親ですが、いろんなこと、してやれなかったんですが、ここ、浦河にきて、いっぱい、こんなに多くの方に支えられていたんだなということをあらためて感じて、とても悲しみもあるんですが、うれしい気持もあ ...
経営者人材
2017/7/24
経営者人材が枯渇している。大企業、中小企業、いや日本中の組織からの悲鳴、慨嘆の声である。失われた10年といっていたが、何と失われたまま更に何ら手が付けられず20年になる。そういえば最近、次の社長は誰だ ...
「茜色の空」
2017/7/24
「三角大福」なる政治の時代があった。72年の田中角栄に始まり、三木武夫、福田赳夫、大平正芳とこの4人がほぼ2年刻みで総理大臣をつとめた時代である。それぞれが派閥を持ち、何が何でも総理を目指さなければな ...
「嗚呼 満蒙開拓団」
2017/8/2
忘れやすい日本人に、忘れさせてなるものか、と後から襟髪をつかんでいる人がいる。84歳になる羽田澄子映画監督だ。自らも大連生まれで、満州からの引き揚げ経験を持っているが、当時はソ満国境にいた開拓団の悲劇 ...
追悼・井上ひさし
2017/7/24
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに書くこと」。そういい聞かせて、この人は書斎で呻吟していた。いや、この人は書くだけではなく、直木賞をはじめと ...
拉致家族会
2017/7/24
報道にもタブーはある。触れたら、今後の出入り禁止とか、また猛烈な反撃が予測されるとかで、ぎこちない報道になっている。北朝鮮による拉致被害者家族会関連のものがそうで、不自然なものを感じていた。遂にという ...
ものがたり診療所
2017/7/24
3月19日、大安吉日を選んで開院した。その名も「ものがたり診療所」。読者には初見参だが、医療法人のパートナー・佐藤伸彦医師の深い思い入れによる。一度診てもらいたいと思わせるいい名前ですね、と好評である ...
実朝忌
2017/7/24
「大海の磯もとゞろによする浪われてくだけて裂けて散るかも」。源実朝の歌である。鶴岡八幡宮に参詣した際、甥の公暁に暗殺されて、28歳の生涯を閉じた悲運の実朝が多分22歳の頃に詠んだものであろう。「割れて ...