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サムスンバイオロジクス

2022/11/16  

 何気ないニュースだが、妙に引っかかることがある。この5月にバイデン大統領が韓国訪問した際に、サムソンを訪ねている。そのサムスンが次なる成長分野に、人工知能、半導体、ロボット工学に並んでバイオ医薬を挙 ...

宗教法人にもビジネスモデル

2022/11/1  

 福井県にある曹洞宗の総本山・永平寺は道元が開き、今も雲水たちが1年を超えて修行に励む。これは多分無料であろう。街中に出て托鉢はしているが、わずかな補填に過ぎない。由緒ある名刹でも収支が合わないものは ...

センチメンタルジャーニー

2022/10/21  

 前回に続く。認知症の姉と東京一泊旅行を試みた。萎縮する脳内の海馬に刺激を与え、何とか昔日を取り戻したいというあがきでもある。15日北陸新幹線で東京駅に着くと、「さあ、仕入れに行こう」とタクシーに乗り ...

ナラティブなバリデーション

2022/10/12  

 突然、認知症対応に迫られている。高齢化社会は思いもかけない事態を招来する。77歳の弟が、87歳の姉を介護する老々介護が10月5日に始まった。その日は認知症が進む姉の施設入居やむ無しの判断で、サービス ...

一筆啓上

2022/9/30  

 机の引き出しに63円の官製はがきを常備している。愛用の丸善の万年筆が数少ない出番を待っているという寸法である。先日ラジオ深夜便で懐かしい歌を聞き、この機会を逃してはいけないと思い立った。あて先は、絶 ...

「銀のスッカラ」

2022/9/21  

 金沢ふるさと偉人館で「日本化学工業の基礎を築いた男 野口遵」なる企画展が数年前に催された。野口遵は1873年金沢生まれで「のぐち・したがう」と呼ぶ。この男は別に「朝鮮半島の事業王」と称され、チッソに ...

「科学と宗教と死」

2022/9/11  

 「頑張ろう」ではなく、「祈りましょう」。東日本大震災の時、日本では東北頑張れとなったが、海外の多くでは「日本のために祈ろう」となった。そんな違和感の原点は宗教にある。  今にして思うが、祈る言葉を持 ...

「笑う東大 学ぶ吉本」

2022/8/31  

 来し方行く末といっても、老い先はすごく短い。77歳にして、何を思っているのか。チェックしてみるいい機会とみた。標記の「笑う東大 学ぶ吉本」は吉本興業が国連広報センターと連携したSDGs取り組みで、東 ...

クオンツという職種

2022/8/21  

 久しぶりに得意の立ち読みで「大学への数学」を開いた。8月号の巻頭言が「前を向いて歩こう」。そう受験生に呼びかけるのが長坂篤英(ながさか・あつひで)。20代後半だろうか。筑波大学附属駒場高校在学中は何 ...

経済安保推進法

2022/8/11  

 今年5月11日に成立した「経済安全保障推進法」だが、運用の仕方によって国自体が大きく捻じ曲げられてしまう。そんな危惧を抱いているところに、内閣改造で高市早苗がこの担当大臣に就任するという。危惧は一層 ...

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