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危機に瀕する防衛大学校

2023/9/21  

 砂上の楼閣とはこのこと。現代の安全保障はたんに兵器と人間の頭数が多ければよいというものではありません。刻々と変化する安全保障環境と技術革新に柔軟に対応できる、想像力と論理的思考力を持つ幹部自衛官がい ...

部落問題で新聞協会賞

2023/10/23  

 2023年新聞協会賞に西日本新聞社の「人権新時代」取材班が選ばれた。何と被差別部落出身の28歳の若手記者が自らカミングアウトして、ペンを取っている。「人の世に熱あれ、人間に光あれ」と高らかに謳った水 ...

人生の余白を生きる

2023/8/31  

 78歳となった。自分史年表を作成しているので、70歳まではよくわかる。しかし70歳からの「無名無所属」は書き足すことがなく、やはり人生の余白のように見える。この余白こそ豊饒なものにしなければならない ...

連累

2023/8/21  

 韓国の大統領が徴用工問題で大胆な譲歩策を打ち出し、日韓関係が改善するや否や、バイデンがこの機会を逃がしてなるものかと、キャンプデービットでの日米韓首脳会談を持ち込んだ。中国の台頭に対して、日米韓で対 ...

帯広にて

2023/8/11  

 「その昔この広い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました。天真爛漫な稚児のように、美しい大自然に抱擁されてのんびりと楽しく生活していた彼らは、真に自然の寵児、何という幸福な人たちであったでしよ ...

高浜原発再稼働に思う

2023/7/31  

 どうしてこんな愚かな選択になるのだろうか。関西電力は国内最古の高浜原発1号機を再稼働させた。関電だけではとてもこんな愚挙はできない。それを背後で操る権力に「新しい戦前」を見る思いだ。この老朽原発は1 ...

常駐フリー

2023/7/21  

 週刊朝日が101年の歴史に幕を下ろした。5月30日発売の「休刊特別増大号」は発売後に即重版となり、異例の4刷と続き、16万5000部を記録した。前号の部数74000部の2倍である。しんがりの編集長を ...

ギガキャスト

2023/7/11  

 アルミ王国と呼ばれた富山で、なぜ手が挙がらなかったのか。素人の素朴な疑問ながら、歯がゆさを感じている。次世代EV(電気自動車)で先行する米テスラが、車体製造にギガキャストを採用して画期的な効率化を図 ...

「ウクライナ戦争が突きつける問い」

2023/7/1  

 戦争というリアリズムを目の当たりにして、曖昧な考えは許されない。「法の支配に基づく国際秩序」とお題目を語る首相には、政治哲学どころか、説得力の微塵も感じられない。主体性を失った日本はますます米国への ...

大人のための「中学受験算数」

2023/6/21  

 何はともあれ、問題に挑戦してみよう。【例題】午前8時ちょうどに家を出て駅に向かいます。分速80mで歩くと、乗りたい急行の発車時刻の4分前に駅に着きますが、分速60mで歩くと乗りたい急行の発車時刻に1 ...

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